慰安婦問題について、いろんな報道: 朝日・毎日新聞、「帝国の慰安婦」著者に聞く 「自発的売春、書いてない」 極論の応酬に懸念・「史料に基づき解釈した」。韓国検察、元慰安婦の名誉毀損で #朴 裕河教授を在宅起訴 「売春婦」の表現で。知日派韓国人にSAPIOが取材申し込むも19名のうち13名が拒否。 朴裕河教授 日本人フォロワーに訴訟について語る

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2015年11月30日月曜日

朝日・毎日新聞、「帝国の慰安婦」著者に聞く 「自発的売春、書いてない」 極論の応酬に懸念・「史料に基づき解釈した」。韓国検察、元慰安婦の名誉毀損で #朴 裕河教授を在宅起訴 「売春婦」の表現で。知日派韓国人にSAPIOが取材申し込むも19名のうち13名が拒否。 朴裕河教授 日本人フォロワーに訴訟について語る

ASAHI 朝日新聞出版
韓国:「慰安婦」著書で在宅起訴された朴教授
「自発的売春、書いてない」 極論の応酬に懸念.
毎日新聞 2015年11月30日 東京朝刊.
朴裕河教授=米村耕一撮影 
朴裕河・世宗大学校教授=2014年12月撮影
【ソウル大貫智子】慰安婦問題に関する著書
「帝国の慰安婦」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして
在宅起訴された
韓国・世宗(セジョン)大の朴裕河(パ クユハ)教授が29日、
毎日新聞のインタビューに応じた。
朴教授は起訴について「予想外だった」と話した。
在宅起訴に対しては、村山富市元首相ら日米の政治家や
有識者54人が26日に抗議声明を発表しているが、
韓国でも12月2日に同様の声明を支援者が発表する予定だという。

 朴氏は著書で、元慰安婦の証言集を基に、
日本軍と朝鮮人慰安婦の関係について
「同志的関係にあった」などと記述。
そのうえで、慰安婦問題は
日本の帝国主義や植民地支配に起因すると分析した。

 これに対し元慰安婦らは昨年6月、

「日本軍による強制動員、強制連行を否定している」
などと反発して刑事告訴。
ソウル東部地検は今月18日、朴氏が慰安婦を
「自発的な売春婦」であるかのように描いて
「虚偽の事実で慰安婦の名誉を毀損(きそん)した」と断じ、
「学問の自由を逸脱した」として在宅起訴 した。

 朴氏はインタビューで、

「自発的売春という言葉は使っていないし、
(自発的か否かが)重要なのではない」と述べ、
慰安婦という制度自体を問題視し たのだと反論。
元慰安婦が反発した背景には、著書の内容を不十分な解釈で
元慰安婦に伝えた人たちの存在があるとの考えを示した。

 また、検察が自身の主張に

一定の理解を示していると認識していたため、
起訴を受けて「暗たんたる気持ちになった」という。

 朴氏は著書で、朝鮮人慰安婦の動員は必ずしも

強制連行だけではなかったという見方も示した。
この点については「それを知っていても、
公に言うのは 問題だという人もいる」と話し、
慰安婦問題に対する幅広い見解を許さない韓国の社会風土があると指摘。
歴史問題では極端で一方的な
意見の押しつけ合いになってしまう現状から脱却し、
自由な意見や行動が許される空間を広げることが大切だという考えを示した。

 12月2日の声明は、起訴について「妥当とは思えない」と表明。

客観的状況に基づいて記述した著書に対する検察の理解不足だと指摘し、
「司法の賢明な判断を促す」内容だという。
進歩系の知識人らが中心で在米韓国人なども含まれる見込み。

帝国の慰安婦:朴教授「論点多岐、議論の場は裁判でない」 (11月29日)

「帝国の慰安婦」著者に聞く朝日新聞デジタル
「史料に基づき解釈した」 
ソウル=牧野愛博 2015年11月27日04時10分
韓国の朴裕河(パクユハ)・世宗大教授が出版した 
旧日本軍の慰安婦問題についての著書「帝国の慰安婦」(韓国版)を巡り、
ソウル東部地方検察庁が18日、朴教授を元慰安婦に対する
名誉毀損(きそん)の罪で在宅起訴した。
検察や韓国社会の反応をどう受け止めているのか。
朴教授の考えを聞いた。

日米の学者ら抗議声明 「帝国の慰安婦」著者の在宅起訴
「帝国の慰安婦」著者を在宅起訴

 ――検察からどのような調査を受けたのですか。
 昨年12月から今年2月にかけ、
検察や警察の取り調べを計5回受けた。
告訴した元慰安婦らが指摘した
53カ所の記述について説明を求められた。
最初の2回の後、担当官が上司に
「嫌疑なし」と報告した話を直接聞いたが、
更に捜査を受けた。
現場の意向が尊重されず、
何らかの圧力がかかったのかと思った。

 今年4月、検事が
「前後の文脈はわかるが、
法的には問題があるから起訴する」と通告した。
抗議すると「では調停にしよう」と言われた。
原告から、 仮処分の判決を受けて新たに出した
削除版の絶版や日本版の修正などを求められたため、
応じることはできず、調停は成立しなかった。

 検事は
「おばあさんは売春婦だったということなのか!」と質問してきた。
元慰安婦を(傷つけるような)テーマにした
漫画のコピーを机にたたきつけ、
「これを知らないのか」と怒鳴ったりもした。

 ――なぜそのような行動を取ったのでしょうか。  

彼らの考え方の根底には、売春に対する差別意識や
「売春婦は傷ついた人ではない」という意識がある。
私は、元慰安婦を傷つけるために著書を書いたわけではない。

 ――検察の主張をどう受け止めますか。
 検察は、虚偽の事実で元慰安婦の人格や名誉を大きく侵害し、
学問の自由を逸脱していると主張している。
学者としての解釈の問題に踏み込んでいる。 
しかし、私はすべて史料に基づいて解釈した。
誰かを特定しているわけでもなく、
慰安婦の過酷な状況をむしろ強調したつもりだ。
「売春婦には苦痛などない」
とする考え方がこうした事態を招いていると思う。

 検察の主張通りなら、全ての学者は
すでにある考え方を踏襲しなければならず、
政府を代弁しなければいけないことになる。
しかも出版後、韓国政府も20年前は
私と近い理解をしていたことを知った。
もちろん、私は日本の立場を代弁しているわけでもない。

 ――韓国内で著書に反発する声も出ています。
 元慰安婦を支持する団体や男性学者には
「守るべき対象は純潔でなければならない」という意識がある。
元慰安婦は民族の象徴でもあり、そのイメージを
変えてはいけないという考えを無意識に持っている。
 私は著書のなかで、
元慰安婦を「売春婦」と呼ぶ人々を批判したつもりだ。
「自発的売春婦だった」と主張する
一部の日本人の話を指摘し、否定した。
 「管理売春」「公娼(こうしょう)」という言葉は使ったが、
そのような指摘をしている学者は他にもいる。
私の著書を読んで、
元慰安婦らを「売春婦だ」と批判する人はいないはずだ

 「元慰安婦と日本軍が同志的な関係にあった」と書いたのは、
当時の全体的な枠組みを説明しただけだ。
元慰安婦のなかには、
似たような貧しい環境で育った日本軍兵士と
良好な関係になった人もいた。すべて証言集に出てくることだ。

 「例外ばかりを書いて物語を作った」と批判する人がいるが、
私は異なる史料と異なる解釈で過酷な状況を強調したつもりだ。
読み方が偏っていると言わざるを得ない。

 ――反発の声が出る背景は何でしょうか。
 歴史をどう描くか、歴史にどう向き合うのかという問題。
こうした根本的な問題に向き合うべき時代になった。
韓国では戦後から冷戦が終わるまでの約50年間、
反共が最重要な考え方で、日本について考えてこなかった。
その間、戦後日本の姿は、韓国の人々に伝わっていなかった。

 ――今後、どのような執筆活動をしていきますか。
 これから二つのことをやりたい。
以前からの宿題だった、
著書を拒否して批判する人々の考え方の検証。
第2に終戦直後、朝鮮半島から
日本に引き揚げた人々の問題を扱いたい。
日本人と朝鮮人の関係を問い直す機会になるからだ。

 戦争を経験していない人々が、観念的に歴史を解釈し、
自己存在の証明に使う傾向がある。
そうした傾向から抜け出し、
真の当事者主義で歴史を見る必要がある。

 大学には起訴された場合に職務解除の学則があるのだが、
これからどうなるのかはわからない。
不名誉であることは事実だ。
一方で、徐々に私の考えを理解してくれる人々が
増えているのをせめてもの幸いと考えている。
(ソウル=牧野愛博)

帝国の慰安婦  植民地支配と記憶の闘い 朴 裕河 
ISBN:9784022511737 定価:2268円(税込)
発売日:2014年11月7日 四六判上製 336ページ
性奴隷か売春婦か、強制連行か自発的か、

異なるイメージで真っ向から対立する慰安婦問題は、
解決の糸口が見えないままだ。
大日本帝国植民地の女性として帝国軍人を慰安し続けた
高齢の元朝鮮人慰安婦たちのために、日韓はいまどうすべきか。
元慰安婦たちの証言を丹念に拾い、慰安婦問題で対立する
両者の主張の矛盾を突くいっぽう、「帝国」下の女性という
普遍的な論点を指摘する。
2013年夏に出版された韓国版は
メディ アや関連団体への厳しい提言が話題になった。
本書は著者(『和解のために』で大佛次郎論壇賞受賞)が
日本語で書き下ろした渾身の日本版
 
2015.11.20 06:23更新産経ニュース
韓国検察、元慰安婦の名誉毀損で
大学教授を在宅起訴 「売春婦」の表現で
【ソウル=名村隆寛】
韓国のソウル東部地検は19日までに、
慰安婦問題の学術研究書「帝国の慰安婦」で
慰安婦を「売春婦」などと表現し、
元慰安婦の女性の名誉を毀損(きそん)したとして、
著者の朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授を在宅起訴した。

 問題とされた朴氏の著書は

韓国で2013年に出版され、日本でも昨年、翻訳本が出版された。
 この中で朴氏は、慰安婦問題は

「帝国主義体制下での女性の人権侵害だった」と指摘。
一方で、慰安婦について「自発的な売春婦」で
「日本軍とも同志的関係にあった」などの記述があるとして、
元慰安婦ら約10人が「侮辱だ」と反発し、
昨年6月に刑事告訴した。
  検察は、「慰安婦制度は強制的な売春」とした

07年の米下院決議などを例示し、
「元慰安婦は性奴隷同様の被害者であることが確認されている。
日本軍に自主的に協力したわけではない」と判断したとしている。
さらに「客観資料で記述は虚偽だと確認した」とし、
「虚偽の内容で被害者らの人格権と名誉権を侵害し、 
学問の自由を逸脱している」と指摘している。

 同書をめぐっては、これまでに元慰安婦の女性らが

損害賠償訴訟を起こしたほか、
出版差し止めの仮処分も申請している。
ソウル東部地裁は今年2月、
内容の一部削除を求める仮処分を出した。
同書は「問題部分」の文字を削除した上で出版された。

韓国検察、元慰安婦の名誉毀損で大学教授を在宅起訴 
「売春婦」の表現で
慰安婦問題解決策迫る朴槿恵大統領の回答に不満 
日本政府、決着済みの問題蒸し返しに不快感
朴槿恵大統領、慰安婦問題で日本に「決断」迫る
解決策早期提示へ圧力 通信社の書面インタビューに回答
【歴史戦】慰安婦像撤去、韓国が応じない意向
「民間が自発的に設置」と放置
【日韓局長級協議】慰安婦問題「接点探る努力」
【日韓首脳会談】「日本が歪曲しメディアに明かした」 
韓国外務次官強調 慰安婦問題「65年の協議に含まれず」とも

2015年3月7日土曜日
削除部分を紹介。慰安婦巡る本 一部削除しなければ差し止め。
パク・ユハ教授 朝鮮人の責任も問い韓日和解を説く
「帝国の慰安婦」が訴訟騒ぎになる 

知日派韓国人にSAPIOが取材申し込むもNEWSポストセブン
19名のうち13名が拒否
2014.09.09 07:00
韓国社会にとって「親日」はタブー。
親日派とされるだけで、
さまざまな攻撃を受けることになる。
 8月の韓国大手紙『中央日報』世論調査によれば、
「日韓関係の改善が急務」と答えた
韓国民はわずか5%である一方、
外交専門家の70%が朴槿恵の対日強硬政策を
「大失策」とし早期の関係改善を促した。 
 知日派と言われる識者のなかには、
「行き過ぎた反日は韓国の国益を損ねる」と
警告を発する者も少なくない。
  そうした人びとに客観的視点から韓国が誤っている部分、
日本が誤っている部分を述べてもらおうと、
本誌・SAPIOは計19名の識者にインタビューを申し込んだ。
ところがそのうち応じてもらえたのはわずか6名。
残りの13名については取材拒否の嵐であった。
「言いたいことはあるが、
日本メディアの取材は受け入れられない」という者、
「韓国批判をすれば社会で生きていけない」
と怯えるジャーナリストもいた。
韓国の大手紙で論説委員を務めたある評論家は、
「自分は数十年に亘ってこの問題に携わってきたが、
韓国は何も変わることはなかった。
だから私が今更話したと ころで無駄だ。
何も言いたくない」と徒労感をにじませていた。
※SAPIO2014年10月号


韓国で史実を客観的に主張すると
「売国奴」とされ攻撃受ける

2014.09.08 07:00
韓国社会で最大のタブーは「親日」だ。
親日派のレッテルを貼られた者は民族の
裏切り者としてあらゆる手段で社会的な制裁が加えられる。
 昨年8月に出版された研究書

『帝国の慰安婦』の中で強制連行説に異議を唱えた
世宗大学の朴裕河教授も、

その記述が名誉毀損にあたるとして元慰安婦9名から
今年6月に集団提訴を受けた。
具体的には、同書の出版差し止め要求と、

1人当たり3000万ウォン(約300万円)、
合計2億7000万ウォン(約 2700万円)の損害賠償請求である。
 このように、史実を客観的に研究、考察する学者や

知識人が自らの主張を語りだせば、
たちまち「反日売国奴」のレッテルを貼られ

魔女狩りさながらの攻撃を受ける。
それは、反証しようという姿を
垣間見ることすらできない言論弾圧だ。
これでは史実を探り出すことなどできるわけがない
  学術研究に反論があるのなら、

客観的かつ冷静に議論すべきだ。
しかし、そうした発言をすれば、暴力の制裁にみまわれる。
このような社会で作られる歴史教科書に、事実と真実が
どこまで記述されているのか疑問である。 
 先月、野党議員が日本統治時代を称賛した者を

処罰する法案を提出したことも、 
韓国の異常性を物語っている
※SAPIO2014年10月号

朴裕河教授 日本人フォロワーに訴訟について語る
韓国の慰安婦支援グループ(ナヌムの家)の
スラップ訴訟(?)に巻き込まれたパク・ユハ教授が、
日本人フォロワーに近況を報告。
組織と資金を持つ団体と対峙するのは、学者にとって
かなりの負担であるはず。
教授にインタビューしたり、
著書に大佛次郎論壇賞
贈った朝日新聞は
積極的に彼女を擁護していいのでは?
参考までに「慰安婦が売春婦? 
被害者らが本の販売指し止め求める(聨合ニュース)」 

http://goo.gl/PJsDlz

朴裕河 @parkyuha 2014-07-31 23:40:35
友人たちへ
ご無沙汰いたしました
(以下は告訴をめぐる経緯と現状です。
長いので、お時間のあるときにでも読んでください)。

... fb.me/2JeiEuLEF
For Reconciliation-동아시아東アジア
リンク切れ 
7月31日 23:40
友人たちへ
ご無沙汰いたしました
(以下は告訴をめぐる経緯と現状です。
長いので、お時間のあるときにでも読んでみてください)。
さる6月16日、ナヌムノ家に居住している

元慰安婦おばあさんたちに昨年の夏
韓国で出した

<帝国の慰安婦ーー植民地支配と記憶の闘い>を
名誉毀損とみなされ販売禁止を求めて

訴えられるようなことがありました。
(名誉毀損の刑事裁判、

2億7千万ウォンの損害賠償を求める民事裁判、
そして本の差し止め、三つの訴状が裁判所に出され、

わたしにはこのうち差し止めと民事裁判の訴状だけが届いています)
ー刊行直後は多数のメディアが
わりあい好意的に取り上げてくれたのですが、
10ヶ月も経った時点でこうしたことが起こりました。
この訴訟は、実質的にはナヌムの家の所長が中心になっています。
裁判所で記者会見までやりながらの告発でしたが、

その時の報道資料によると、
ナヌムノ家の所長が今年の二月にナ

ヌムの家の女性顧問弁護士に依頼し、
彼女がそれを受けて

漢陽大学のロースクールの学生たちと一緒に読んで
問題ありと判断し、資料を作ったようです。
実は本を出したあと、会えるおばあさんたちに会ってきました。
当事者たちが考える

「謝罪と補償」の形について聞きたかったからです。
そこでナヌムの家は私を警戒し、

今年に入ってからナヌムノ家に行っても
おばあさんたちに会わせてくれないようなこともありました。
その中でも特に親しくなった方がいたのですが、

その方がほかのおばあさんたちとは
この問題に対する考え方が

かなり違っていたことも警戒された理由のようです。
食事の場で偶然相席となり、

達者な日本語でいろいろ思いを話してくれたのですが、
家族がいないこともあってその後私を頼りにし、

時々電話をかけてきたりもしました。
おばあさんは、

ほかの人と異なる考え方をしているために
孤独な思いをしていました。
ナヌムノ家や所長に対する不満もよく話していました。
そこで謝罪と補償について

支援団体とは異なる考え方をしている
おばあさんたちもいることを伝えるべく、
4月に
「慰安婦問題、第三の声」と題する
シンポジウムを開きました。
「当事者の声」を出すと同時に、

今のままではいけないとする「第三者の声」を
出す意味もありました。
そして幸いにして

日韓のいくつかのメ ディアがそうした動きを注目してくれました。
受け取った訴状には、

和解のために>のような本を放置したがために
帝国の慰安婦>がまた出た、

そしてシンポジウムまでしている、
このままだとさらに別 の本も書くだろう、

そうなると朴の悪しき認識が
広まることになるので問題であり、
解決に悪影響を与える、と書いてありました。
そこで、シンポジウム
(つま り今の運動を批判するのが

私だけではなくなったことの可視化)が
好評だったことへの警戒も告発につながったことが分かりました。
そして、わたしが親しくし たおばあさんが亡くなって

一週間で告訴されたのです。
   ↓
2014年6月22日日曜日
「日本びいき」ある元慰安婦の死 産経


告訴の際、メディアに流された報道資料には、
わたしの本が「慰安婦を売春婦と言い、
日本軍と同志とした。

そしてそうしたことを認めろとおばあさんたちに促 した」と
まとめられていました。
文脈を無視し、

しかも後半では事実無根のことを書かれたために
世論の激しい非難に晒されました。
そこで最初の週は解明に追われ、

二週目になってようやく落ち着いた説明ができる原稿や
ロングインタビューの機会を得、

多読家で著名な小説家の書評も出るようになって
騒ぎは少し落ち着きました。
第三周目に弁護士を見つけ

(フェイスブック仲間から、
無料弁論をやってくれるという人が現れました)、
7月9日の第一次審理に臨みました。
しかし、その時は結論が出ず、

9月17日に第二次審理を受けることになりました。
この間、ナヌムノ家の所長は二度、

おばあさんたち数人を同伴して私の勤務先に
デモに来ました。
「大学を辞めさせろ」「拘禁せよ」

などのピケットを持参してのことでした。
所長は、「日帝の汚い娼婦、

道ばたで会ったら顔につばをはきかけてやりましょう」
と書いたある人のツイートをリツイートしてもいます。
幸いにして、学者を中心に

「差し止め棄却」を求める嘆願書が作られ、
数日で220人

(学者、作家、詩人、アーティスト、出版人、そして一般人も多少)の
署名をもらえました。
フェイスブックを中心にわたしを支持・応援する動きも現れました。
告発直後から、激しい非難のなか、

新しい書評や裁判反対の弁なども
次々とあがってきています。
しかし、事態が一段落したかのように見えた先週、

今度は<和解のために>への攻撃がはじまリました。
9年前の韓国語版は、翌年に文化体育部(政府)による
「優秀教養図書」に選ばれているのですが、

告訴した例のナヌムノ家の弁護士が
その取り消しを求めていく、とするものです。
そして記事が出た当日、文化体育部は

早くも「選定経緯を調べる」との応答を出しました。
この動きは徴兵された

朝鮮人日本軍の遺族たちなど被害者団体にかかわる研究者が
率いているようです。
別の新聞が出したこうした記事を、朝鮮日報とハンギョレ新聞、
保守とリベラル系の両新聞が支えているのですが、

ハンギョレ新聞は「和解のために」が
 「日本の右翼を代弁」しているとまで書きました。
<帝国の慰安婦>の日本語版は

本当は7月刊行予定でしたが、係争中に出すのは
無理ということで、延期になるようです。
すでに韓国での書評などを

都合のいいように読み違えている傾向が出てきているので、
早く出ればいいと思っているのですが。
この本で、わたしはナヌムノ家ではなく

挺身問題対策協議会をもう一度批判しています。
本が出たとき、同協議会も告訴すべく弁護士と相談しています。
ところが、協議会の代わりにナヌムの家が告訴に出た形になります。
あれから一ヶ月半、法律裁判と世論裁判、

両方の対応に追われる日々になっていますが、
なんとか乗り越えたいと思っています。

見守っていただければ幸いです。
ご心配をかけました。

以上、とりあえずの報告でした。

また時々経過をお知らせします。
落ち着いたら、また日韓問題について書いていきたいと思ってます。
みなさまには平穏で健やかな夏であることを祈っています。
朴裕河


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