慰安婦問題について、いろんな報道: クマラスワミ氏は性奴隷呼ばわりを一番嫌がっている元慰安婦らの証言が根拠だと言い張り、性奴隷呼ばわりを正当化したいらしい ・・・

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2014年9月8日月曜日

クマラスワミ氏は性奴隷呼ばわりを一番嫌がっている元慰安婦らの証言が根拠だと言い張り、性奴隷呼ばわりを正当化したいらしい ・・・

慰安婦問題、政府が国連広報強化へ 菅官房長官、
とうとうクマラスワミさんの不誠実さに“遺憾砲”発射  ・・・ 

 クマラスワミ氏の発言のポイントは次の通り。
 2014/09/05 19:03
 一、私の報告書だけでなく、別の国連報告書も、 
吉田清治 (よしだ・せいじ) 氏の話のほか多くの元従軍慰安婦への
聞き取りを基にしている。

 一、吉田証言は(報告書の)証拠の一つにすぎず、報告書の修正が必要だとは思わない。

 一、元慰安婦らの証言によると、軍が雇った民間業者が(元慰安婦らを)

誘拐した事例があった。←あら? 軍によるものではないと認めてますね

 一、(慰安婦の)募集は多くの場合、強制的に行われた。

 一、報告書では「戦時の性奴隷」という表現を使っているが、変える必要はない。

 一、慰安婦たちには逃げる自由がなかった。

 一、日本の人権政策は非常に進歩的だが、(慰安婦問題に関しては)なぜ

年老いた被害者に正義が実現できないのか理解できない。

 一、日本は1995年、元慰安婦に償い金を支給した「アジア女性基金」を設立した。

(当時は)慰安婦問題への否定的見解は少なかった。
今の日本は95年以前に戻ってしまっているようだ。

 一、慰安婦問題に関して日本は寛大になるべきだ。

 一、慰安婦問題を日韓関係悪化の根源にすべきではない。

 一、朝日新聞の報道の経緯を国会で検証すべきかどうかは、

日本の国会が決めることだ。 (コロンボ共同)  (共同通信)

日韓関係悪化の根源にするな 慰安婦問題で元国連報告者
【コロンボ共同】旧日本軍の従軍慰安婦を「性奴隷」と位置付けた
1996年の国連報告書(クマラスワミ報告)を作成した
スリランカの女性法律家、クマラスワミ元特別報告者は
4日までの共同通信との会見で、慰安婦問題を
日韓関係悪化の根源にすべきではない」と述 べ、
両政府間での早期解決を促した。

 報告書は、女性を慰安婦にするため、済州島(現・韓国)で強制連行したとの

吉田清治氏(故人)の証言を引用。
吉田証言は「虚偽」とされるが、クマラスワミ氏は独自に行った元慰安婦への
聞き取り調査などに基づき「(慰安婦の)募集は多くの場合、強制的に行われた」
との主張を繰り返した。 2014/09/04 20:02 【共同通信】

※どうしたら、こんなに傲慢になれるのか ・・・ 絶句
これって韓国外交部の会見でも同じような返答を報道官がしてましたね。
証言どうのなんていっても、それ自体も検証するといい加減なものでした。

9.11 国連報告書に関する問題点  
9.11.1 クマラスワミ報告
9.11.2 マクドゥーガル報告書

クマラスワミ報告 3 付属文書1の内容
3.1 附属文書1における日本政府への勧告
3.2 「ミクロネシア慰安婦虐殺事件」についての記述
3.3 吉田証言(偽証)の採用
4 評価
事実調査について、クマラスワミの訪問を受け、持論が採用された吉見義明
「一部に事実誤認があるがその点を修正すればしっかりした報告書である」
と評価をした(ただし、後に「植民地での奴隷狩り的強制連行は確認されていない」こと、
「挺身隊が慰安婦にさせられた例も確認されていない」ことを認めた)。

現代史家の秦郁彦は、クマラスワミ報告書には事実誤認が甚だしく、
学生レポートなら落第点」と評している[12]
アジア女性基金理事の大沼保昭東京大学名誉教授も、慰安婦問題の部分について
学問的に水準が低く、信頼できない情報源に依存している
法的な議論にも問題点がある」と総評し、落第点だと評している[13]
アジア女性基金 アジア基金と私たち (PDF) (p.23)

2014年09月08日19:56 池田信夫 blog  より
朝日新聞のねらいは「慰安婦」ではなく「国家賠償」だった
慰安婦問題の落とし穴は、本来なら「当事者の証言」として信頼できるはずの
慰安婦の証言が(弁護士などの誘導で)大きくゆがめられていることだ。
たとえばクマラスワミ報告書に延々と引用されているチョン・オクスンという
北朝鮮の元慰安婦の証言は次のようなものだ。
13 歳の時[1933年]の6月のある日、私は畑で働く両親のために昼食の用意をしなければならなかったので、村の井戸に水くみに行きました。そこで日本人の 守備兵に襲われ、連れて行かれたのです。両親は娘に何が起きたのか知らずじまいでした。トラックで警察に連れていかれ、そこで数人の警官にレイプされまし た。

10日ほどして私は恵山市の日本陸軍の守備隊に連れて行かれました。そこには私のような朝鮮人の女の子が400人ぐらいいて、毎日、5000人を超える日本兵のために性奴隷として働かされました。一日に40人も相手にしたのです。抗議するとその度に殴られたりぼろ切れを口に突っ込まれたりしました。
これは秦郁彦氏がコメントしているように、1992年に北朝鮮の労働新聞が伝えた
李福汝(リ・ポクニョ)という元慰安婦の証言と同一だ。
同じ作り話を北朝鮮の労働党がコピーして複数の人物に証言させているものと思われる。
これが当事者の話ではないことがわかるのは、1933年当時の朝鮮半島には
軍の慰安所はなかったからだ。
その兵舎に「400人の女の子」がいたというのも荒唐無稽だ。
慰安所は兵営の外にあり、たかだか数十人だった。
400人の慰安婦が「1日40人」も相手にしたら、毎日1万6000人。
5000人の兵士は毎日3回以上もセックスしていたことになる。
クマラスワミ委員会が採用した元慰安婦の証言は、すべてこういう作り話だ。
委員会のガイドをつとめたのは高木健一弁護士なので、この証言の内容も
彼らが書いたのだろう。
裁判でいえば、原告側の主張だけを反対尋問もなしに採用したもので、証拠能力はない。
河野談話のヒアリングで出てきたのもこういう話で、話の中身が史実と合わない上に、
同じ元慰安婦の話が二転三転している。
それを裏づける資料もない。
そもそも元慰安婦が軍命の存在を証明できないのだから、
いくら彼女たちの話を聞いても「強制連行」は立証できないのだ。
朝日新聞やNYTなどのお涙ちょうだいの記事も、今週のメルマガで紹介した
「女性国際戦犯法廷」の判決も、すべて元慰安婦の身の上話だけで書かれているのが
共通点だ。それを裏づける公文書は、朝日新聞も認めたように、旧植民地では
1枚も見つかっていない。 
5 日本政府による反論と撤回
1996年3月、日本政府は報告書を「極めて不当」「無責任で予断に満ち」
「歴史の歪曲に等しい」「受け入れる余地は全くない[14]」などと厳しく批判した
全42ページにも及ぶ反論文書を作成し国連人権委員会に提出したが、
すぐに撤回した[15]。その理由については、「反論することで、かえって
慰安婦問題の議論を起こしかねないと懸念したため」とされているが、
当時の村山富市首相及び河野洋平外相周辺による何らかの圧力が
あったのではないかとみる向きもある[16]

【歴史戦】「クマラスワミ報告書」に対する日本政府の反論文書の要旨
2014.4.1 09:19 (4/4ページ)
撤回された反論文書は、アジア女性基金による元慰安婦支援の取り組みなどを
説明するのみで、報告書の否定を求める記述を削除した「日本の施策」とする
半ページほどの簡素で形式的な文書に差し替えられた。

6 その後クマラスワミ報告以後の日本軍慰安婦に関するものとしては国連人権委員会
「人権委員会差別防止・少数者保護小委員会」特別報告者ゲイ・マクドゥーガル 
英語版によるマクドゥーガル報告書(1998年8月採択)がある。

日本政府は、マクドゥーガル報告書はゲイ・マクドゥーガル個人報告書にすぎず、
受け入れられないと回答した[17]

戸塚弁護士らの政治的活動は日弁連内部から目的外・職務外行為であるとして
批判され、戸塚弁護士は1998年には日弁連から解嘱された[18]

クマラスワミ報告が引用していた吉田清治の証言は2014年8月に虚偽であったことが
確定したが、同年9月4日までに、クマラスワミは共同通信のインタビューに対し、
元慰安婦への聞き取り調査結果などを挙げ、報告書の内容を修正する必要は
無いとの考えを示した[19]

これに対し菅義偉官房長官は5日、
「我が国の基本的立場や取り組みを踏まえていないことを遺憾に思っている」
とする政府の立場を表明した[20]

2014年9月3日水曜日
韓国外交部は強気も、韓国外相は弱気 ・・・ 韓国市民団体のや
韓国の強硬姿勢に絶望」 アジア女性基金の元理事  ・・・

【歴史戦 第5部 「朝日検証」の波紋(下)1】 
産経ニュース慰安婦問題「オールコリア態勢」 
クマラスワミ氏取材を韓国外務省サポート                 
2014.8.25 07:41 (1/2ページ2/2ページ「慰安婦」問題
聯合ニュースや進歩系のハンギョレ紙、保守系の中央日報が発行する英字紙、
KBSテレビなど大手韓国メディアは今月中旬、国連人権委員会(現人権理事会)の
慰安婦問題などに関する特別報告官として、いわゆる「クマラスワミ報告書」を作成した
女性法律家、ラディカ・クマラスワミへのインタビューを相次 いで報じた。
 インタビューはスリランカ・コロンボにあるクマラスワミの自宅で行われ、
ニュース映像には複数の韓国記者が取り囲んで取材し ている様子が映し出されていた。
聯合ニュースの記事には「韓国外務省合同取材団」とあった。

産経新聞が韓国外務省に確認したところ、同省が取材記者を募り、渡航費などの
負担はしていないものの外務省職員らがサポートしたという。
 クマラスワミ報告書は朝鮮半島で女性を強制連行したとの
自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治の証言などを引用しながら、
慰安婦を「性奴隷」と定義し、その人数を「20万人」と記述。
日本政府に対 し法的責任の受け入れと被害者への補償などを求めており、
韓国側の主張とも一致するものだ。
 日本政府が6月に慰安婦問題に関する平成5年の河野洋平官房長官談話の
検証結果を発表したことなどを受け、反発を強める韓国政府による
対抗措置の一環といえる。

聯合ニュースは12日、慰安婦問題についてクマラスワミが「再び後退している」
「日本政府は強硬な姿勢へと向かっている」との懸念を示したと報じた。
 インタビューが行われたのは9日。朝日新聞が5日に吉田証言を
「虚偽」と認めた直後だったが、クマラスワミはこれには直接触れず、
「明らかに大部分で強制性があった」と河野談話の検証を批判したという。
 日韓関係に詳しい静岡県立大准教授、奥薗秀樹はこう指摘する。
 「慰安婦問題について韓国では、政府はもちろん、保守系マスコミも
進歩系マスコミも一つの声をあげるオールコリア態勢ができている」
 その姿勢は朝日報道への対応でも変わらない。
「性奴隷」日本批判の 元国連クマラスワミ氏に、
NewSphere韓国紙が異例の合同取材 朝日の記事撤回に対抗か  
更新日:2014年8月13日
 韓国メディアの取材団が9日、慰安婦問題について、
国連人権理事会特別報告官のラディカ・クマラスワミ氏に
合同インタビューを行った。
 同氏は、旧日本軍による強制性を認め、日本政府に
元慰安婦への公的な賠償などを勧告した
クマラスワミ報告」(1996年)をまとめた、スリランカの
女性法律家。
韓国メディアは、「大半が強制的であったことは明らかだ」などとする、当時と変わらない
同氏の見解を一斉に伝えている。

【合同インタビューの背景】
「クマラスワミ報告」は、もともと、広く当時の
「女性への暴力」に関する報告書だったが、
韓国の市民団体などの要請で、慰安婦問題に特化した文書が付け加 えられた。

これが慰安婦問題に対する日本政府の法的責任を認め、元慰安婦個人への
賠償責任を勧告する内容となったため、韓国側などでは現在も、
“国際社会 の非難”の有力な根拠の一つとされている。

 朝鮮日報(日本語版)によると、インタビューは現地時間の9日、
スリランカの首都・コロンボにあるクマラスワミ氏の自宅で、
「韓国外交部合同取材団」によって行われた。
朝日新聞が5・6日の特集記事で、慰安婦募集の強制性の根拠となっていた
「吉田証言」を虚偽と判断し、関連記事を撤回した直後のタ イミングだ。
異例の護送船団方式で行われており、外交部(外務省)の関与も示唆される。
ただ、各メディアの記事は、朝日の件について直接触れてはいない。

 なお「クマラスワミ報告」では、日本軍が「慰安婦」の徴用にどう関与したか、
資料がないと記されている。
ただ、被害者の証言が、「軍や政府がどう 関わっていたかについて一貫」
していることから、疑う余地はないと断じている。
朝日新聞が撤回した「吉田証言」も軍関与を示す根拠として言及されているが、
歴史家の秦郁彦氏から反論があったことも付記されている。

【現日本政府の対応を批判】
合同インタビューの内容は、朝鮮日報、聯合ニュース、コリア・タイムス、

アリランニュースなどが、12日付で一斉に報じている。
それによると、クマラス ワミ氏は、報告書は
「元慰安婦の証言と歴史的な証拠、日本のNGOへのインタビュー」に基づいており、
慰安婦募集の「大半は強制的であったことは明らかだ」などと改めて語った。

 クマラスワミ氏は、日本政府の対応についても意見も述べている。
自身が調査を始めた1995年からしばらくは、「(日本で)教科書の記述を改訂する
取り組みがあり、アジア女性基金が設立された。
もちろん、それで十分というわけではないが、正しい方向には向かっていた」と評価。
しかし、現在は、 「95年以前の強硬路線に後退している」と、河野談話見直しの
動きがあったことなどを批判した
(安倍政権は河野談話を見直さないと明言している。
同氏がそ れを知らなかったのか、韓国側が反発した談話作成過程の
検証結果発表を指すかは不明)。

 謝罪と賠償に関しては、「(日本政府は)なぜ、認めて正しいことをしないのか?」
「他の事では先進的な日本が、なぜ元慰安婦の代表と同じ席につき、
最終的な声明を出すという簡単なことをしないのか」などと発言。
各韓国メディアはこれを、クマラスワミ氏が「日本に謝罪と賠償を求めた」
(コリア・タ イムズ)、「日本政府に真実と向き合うよう求めた」
(聯合ニュース)などと報じている。
【「性奴隷」表現は「明らかに奴隷的な状況があったため」】
朝鮮日報によれば、報告書では慰安婦が「性奴隷」と表現されていたが、

クマラスワミ氏はその理由について、
「被害者の証言では明らかに奴隷的な状況にあったため」
「女性たちが自身の意思に反し誰かによって統制されていたため」などと語った。
 インタビューでは、「慰安婦は売春婦だったとする日本の右派勢力の主張」や、
日本での在日韓国人などに対するいわゆる「ヘイトスピーチ」についての
見解を求める質問も飛んだ。
これに対し、同氏は「すべての国において違う人種やほかの国、
女性を敵対視する動きはあり得るが、国家はこうしたヘイトス ピーチを
自制させる責任を負う」などと答えた。
朝鮮日報はこの発言を「日本政府に釘を差した」と報じている。

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2014年7月18日金曜日
韓国紙の記事なので、どういう実態かはわかりませんが、
国連が強制性奴隷といえと言ったそうです。
2014年7月30日水曜日
国連は韓国に都合が悪いものは弾圧しろと日本に勧告 ・・・ 
民団も願いが叶って大喜び そんな国連への分担金は実質日本が一位
2014年8月8日金曜日
国連のピレイ人権高等弁務官をググってみたら、
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2014年7月18日金曜日
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NGOが捏造した議案を精査なし
2014年8月9日土曜日
性奴隷呼ばわりされるのを一番嫌がっていたのは、
元慰安婦ら本人だったという皮肉 ・・・ 浮き彫りになる国連の傲慢さ ・・・
2014年7月10日木曜日
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 2014年7月30日水曜日
国連が、ことしから7月30日を「人身取引反対世界デー」に
指定されていたらしい ・・・

2    クマラスワミ報告書
  (1)   「性奴隷」と定義づけた報告書
国連の人権委員会は1994年、ラディカ・クマラスワミ(スリランカ人)を
「特別報告官」に任命、彼女は1995年7月18日から10日間、
実地調査のため韓国、日本を訪れました
(左写真は成田空港に到着した同女史)。
米下院における決議案採択の12年も前のことでした。

さらに、国連人権委員会の下部組織である差別小委員会の

マクドガル報告書があります。1998年8月、同人権委員会で採択された
この報告書はクマラスワミ報告書を下敷きにしたものでしたから、日本政府に
「責任者の処罰と元慰安婦への損害賠償」を求めている点で軌を一にして当然でしょう。

(2)   これが元慰安婦の “証言”
調査団が面接した元慰安婦は平壌で4人、ソウルで11人、東京で1人
(在日朝鮮人)の合計14人でした。
このうち、報告書に引用されているのは4人ですが、いずれも信じ難いというか
馬鹿馬鹿しい話ばかりです。一例をあげます。

「日本軍兵士による性的暴行と強姦に加えて、これらの女性が耐えなければならなかった

残酷で苛酷な取り扱いを、とくに反映している」例として、聞き取り時、
74歳であった元慰安婦、チョン・オクスンの証言を以下のごとく取り上げています(要約)。
・・・省略。 

【信憑性】荒唐無稽の内容。信憑性なし。
この体験談が作り話である理由を秦 郁彦教授が次のように指摘しています。
1920年生まれの元慰安婦、チョン・オクスンが日本軍兵舎に連行されたのは

1933(昭和8)年のことになります。
ですがこの当時、朝鮮半島は平時でしたから、遊郭はあったものの 
軍専用の慰安所はなかった のです。
また、朝鮮半島の日本軍は1万人余程度で、咸鏡南道には
1個連隊(約2千人)しかいなかったし、5000人も入る兵舎はありませんでした。
にもかかわらず、無理やり連行された

「400人の若い朝鮮人女性が性奴隷として、毎日5000人以上の日本兵の相手を
させられた」といった体験談が国 連・人権委員会の公式報告書に載り、
慰安婦制度に関する認識に決定的といえるほどの影響を及ぼした一方、
これらに対して日本政府がこれといった抗議をせず に沈黙(静観)したことについて、
毎度のこととはいえ、一日本人として実に腹立たしいかぎりです。

(3)   報告書は「落第点」 ・・・ 秦 郁彦教授
次に報告書に反映された資料について、実態を紹介します。
クマラスワミ報告書に2人の日本人学者が登場します。
彼女の聴取を受けたのは秦郁彦・千葉大学教授(当時)と
吉見義明・中央大学教授(同)です。
1995(平成7)年7月23日、クマラスワミ女史と白人の男女補佐官各1人と
約1時間、説明と質疑に当たった秦教授は、「歪められた私の論旨」とした
 一文を文藝春秋(1996年5月号、左下写真)に掲載、
クマラスワミ報告書がいかに杜撰(ずさん)なものかを明らかにしています。

「この報告書では事実関係に関わる部分はすべてオーストラリア人ジャーナリストの
G・ヒックス が1995年に刊行した『慰安婦』(The Comfort Women) という
通俗書 からの引用である。
利用した参考文献がたった1冊だけとなれば、丸写しと判定されても仕方がないところだが、

そのヒックス書にも問題が多い」
と指摘、落第点をつけた理由の一つと説明しています。

(4)   正反対に書かれた報告書
クマラスワミ調査官に面談した秦教授は、「その9ヶ月前に彼女がまとめた

『予備報告書』を読んで、大体の傾向は承知していたので、慎重に」
次の諸点を聴取に際して強調したといいます。

①  慰安婦の「強制連行」について、日本側で唯一の証人とされる 

吉田 清治 は「職業的詐話師」(professional liar)である。
②  暴力で連行されたと申し立てた慰安婦の証言で、

客観的裏付けがとれたものは一例もない。
③  慰安婦の雇用契約関係は日本軍との間にではなく、業者

(慰安所の経営者)との間で 結ばれていた。

ところが、報告書は③について、

「歴史家で千葉大学の秦郁彦博士は・・・大多数の慰安婦は 
日本陸軍と契約を交わしており、平均的な兵士の月給(15~20円)の110倍もの収入(1000~2000円)を得ていたと信じている、と述べた 」と書いてありました。
これは③の説明と正反対の記述です。

また、吉田 清治についても、彼は「職業的詐話師」と説明したにもかかわらず、

同報告書は吉田の著書『私の戦争 朝鮮人強制連行』
(下写真。三一書房、1983年)をベースにして次のように記しました。


〈 元軍隊性的奴隷の証言は、募集の過程において広範に
暴力及び強制手段が使われたことを語っている。
さらに、吉田清治は戦時中の経験を記録した彼の手記の中で、国家総動員法の
労務報国会の下で、
1000人に及ぶ女性を慰安婦とするために行われた人狩り、
とりわけ朝鮮人に対するものに参加したことを認めた。 〉
(第29項。藤岡 信勝・元東大教授訳 )

みずから1000人強制連行(慰安婦狩り)に参加したとする吉田清治の証言が
作り話で話であったことは、秦教授の現地調査(韓国・済州島)で証明され、
後に吉田自身も認めていることです。
なお、吉田はクマラスマミ報告官の聴取を断っています。
この吉田清治を「良心的な証言者」とばかりに持ち上げた朝日新聞、
無批判に追随したテレビ、また彼を英雄視した運動家などによって、
慰安婦=強制連行説 が日本、韓国はもちろん欧米においても
大手を振るって歩きだしたのでした。
ですから、吉田の偽証が慰安婦強制連行説の原点とも言えるものなのです。

さらにつけ加えれば、偽証が判明したにもかかわらず、この事実を朝日新聞 
はもちろん、慰安婦報道に入れ込んだNHK など、
産経新聞を除くどの報道機関もニュースとして取り上げることはなかったのです。

 (5)   マクドガル報告書 ・・・ 慰安婦14万2千人が殺害された
 クマラスワミ報告書が国連人権委員会で採択されたのが1996(平成8)年4月、
そしてアフリカ系アメリカ人(女性)であるゲイ・マクドガルの手になる報告書
(マクドガル報告書)が同委員会で採択されたのは1998年8月ですから、
慰安婦問題に関する人権委員会の2番目の採択にあたります。

報告書の本文は旧ユーゴスラビアのコソボ問題、アフリカのルワンダ虐殺などで、
慰安婦問題は付属文書(約50ページ)に記されました。
当然、クマラスワ ミ報告の影響を受けたでしょうから、日本政府に
「責任者の処罰と元慰安婦への損害賠償」を求めたのは当然のことというべきでしょう。
報告書の冒頭、
〈 1932年から第2次世界大戦の終わりまでの間、
日本国政府および日本帝国軍隊は20万人を超える女性
アジア全体で存在した強姦所において性的奴隷とした 〉
と記してあり、慰安所を「レイプセンター」(rape center) と表現、この言葉は
15ヵ所もでてきます。そして、「20万人以上の慰安婦のうち25%が生き延びた」 
とも記されています。となれば75%程度が死亡したことになりますから、
実に15万人が殺害された計算になります。
1999(平成11)年6月2日、来日したマクドガル女史の講演会が日弁連主催
行われましたが、彼女は「14万2000人の慰安婦が殺害された」 と発言しています。

ですが、慰安婦20万人以上、殺害された慰安婦14万2000人とする根拠は

実に怪しげなものなのです。
まず慰安婦数ですが、平凡社大百科事典が「8万~20万人」と記すなど、

この数が定説なのかと思ってしまいます。
ところがこの数の出所となると、1969(昭和44)年のソウル新聞に載ったものなのだそうです。
千田 夏光 (元毎日新聞記者)がこのソウル新聞記事を読み、これが20万人説の

広まるもとになったと思われます。
千田は日本人で誰よりもはやく慰安婦問題に焦点をあて、「従軍慰安婦」という
造語を書名にした『従軍慰安婦』(双葉社⇒ 三一書房、1973年)を著しました。

千田 夏光は対談相手の秦 郁彦に「20万人以上」としたことを問われ、

「 ええ、出所は不明です。ただ、私も新聞記者あがりなもんですから、
ちゃんとした新聞が書いた数字ですから、ほぼ信用したわけです 。」
 

(朝日新聞社発行の月刊誌「論 座」、1999年9月号 )
と発言しています。つまり、平凡社の百科事典の記述もこの程度の根拠しかないのです。

(注) 一流出版社の百科事典がそんな薄弱な根拠で書くはずがないと思う方も多いに
違いありません。 ですが、この種の例ならたくさんあります。
一例をあげれば、本多勝一の「中国の旅」を引き合いにして、南京大虐殺30万人をはじめ、
万人坑、 三光作戦などを取り上げた百科事典(複数)を指摘することができます。
ですが、この百科事典を根拠にし、慰安婦数を「8万とも20万人ともいわれる」
と朝日新聞が報じると、この数が広く浸透するようになったのでした。
(注) なお、秦 郁彦教授の研究によれば、1942(昭和17)年9月頃の慰安所数は400ヵ所
(中国280、南方100、南海10、樺太10ヵ所。
金原節三・陸軍省医事 課長の日記)で、1ヵ所当たりの慰安婦数が10~20人だった

ことなどから、総数を約6000人と推定、この後、倍増したとしても1万人を超える程度
だと しています。

次に14万2000人殺害についてですが、衆議院議員

(自民党、運輸大臣歴任)であった荒船清十郎 が、日韓条約交渉時の
1965(昭和40)年1月、後援会で酒を飲みながら発言したことが元になっているようです。
発言の要点は、「韓国側では14万2000人の慰安婦が日本兵にやり殺されたとして、

15億ドルよこせといっているけれども、だんだん要求を下げてきて、
今は3億ドルぐりの話になっている」というものでした。

荒船議員といえば、よく言えば親分肌とでもいうのでしょうか、知性の点で

疑問のある典型的自民党議員、しばしば雑な放言が批判の対象になったものです。 
地元(埼玉県)の駅に特急列車を停車させようと国鉄に圧力をかけ、
批判されるにおよんで、私の記憶ですが「一駅ぐらい停めたっていいじゃないか」
と堂々と 言って退けたものです。
荒船放言は単に韓国がこう言っているという話なのに、いつのまにか

日本の大臣の調査結果」となってしまいました。
そして、日本人のどこかの運動組織をとおして、国連筋に流されたという見方が、
おそらく的を射ているのでしょう。
クマラスワミ報告書を好意的に取り上げたのは、例によって朝日、毎日であり、

マクドガル報告にいたっては日弁連もまた後押しをしたのでした。

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