慰安婦問題について、いろんな報道: 「操縦室は常時2人」  欧州航空各社、広がる安全対策。独機墜落:副操縦士宅に診断書…独検察押収 精神的な病か。ドイツの旅客機の墜落について、副操縦士みずからの意思で降下か 仏検察。

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2015年3月28日土曜日

「操縦室は常時2人」  欧州航空各社、広がる安全対策。独機墜落:副操縦士宅に診断書…独検察押収 精神的な病か。ドイツの旅客機の墜落について、副操縦士みずからの意思で降下か 仏検察。

                  写真・図版
                   「常時2人制」の導入が相次いでいる
欧州航空各社、広がる安全対策
青田秀樹=仏南東部セーヌレザルプ、
中田絢子、中野寛  2015年3月28日00時19分
 乗客乗員150人を乗せたドイツ格安航空会社ジャー マンウィングス機
(エアバスA320型機)の墜落を受け、欧州の航空各社が相次いで安全対策の
強化に乗り出した。
操縦室(コックピット)に1人で閉じこ もった副操縦士が故意に墜落させたとみられる
異例の事態を繰り返さぬよう、「操縦室には常時2人」をルール化する動きだ。
 ドイツ航空協会は27日、全加盟社で、操縦士の1人がトイレなどで席を離れる場合は、
別の乗務員が代わりに操縦室に入る「常時2人制」を導入すると発表した。
事故機を運航していたジャーマンウィングスや親会社のルフトハンザ航空なども含まれる。
AFP通信によると、オーストリア航空当局は同国の2社に「常時2人制」を課した。
 欧州の格安航空大手、英イージージェットは27日朝から「常時2人制」を導入した。 
ノルウェー・エアシャトルも安全当局の承認が得られることを前提に、同様の措置をとる。
格安航空以外でもアイスランド航空が追随するほか、各社とも対応を検討している模様だ。
仏メディアによると、欧州連合(EU)全体のルールづくりが進む可能性もある。
ロイター通信によると、米国ではすでに「常時2人制」が採られているという。
 日本の国土交通省や各社は、事故を受けた新たな対応は打ち出していない。
 スカイマークは以前から、「常時2人」態勢をとっている。 
日本航空は現在、「常時2人」態勢を取っていないことを明らかにしたうえで、
「対策が必要かどうかは今後判断する」としている。
全日空は操縦室内の態勢は明らかにしていない。 
格安航空会社のバニラ・エアは「常時2人」態勢は「義務づけてはいない」とし、
「今後の対応も決まっていない」、ピーチ・アビエーションは
「安全上のことで答えられない」としている。
 操縦室への出入りは、2001年の米同時多発テロを契機に厳しく制限され、
ドアを強化する対策が義務づけられた。
元全日空機長で航空評論家の樋口文男さん(66)は
「操縦士が故意にもう1人の操縦士を閉め出すような事態は想定されていなかった」と話す。
 エアバス機は、操縦士が意識を失った場合などを想定し、
乗務員が暗証番号を入力して外からドアを開けることができる。
ただ、操縦士が中から意図的にドアをロックすれば、外からは開けられず、
今回はこの仕組みが悪用されたとみられている。
 東京大学の鈴木真二教授(航空工学)は
「将来的には、悪意のある操縦や誤操作を(外部から)監視するシステムが求められる」
と話す。地上から操縦席の操作を無効にして遠隔操作で飛行を指示し、
安全に着陸させることは技術的に可能で、米ボーイング社も同時多発テロ後、
この技術で特許を取得しているという。
(青田秀樹=仏南東部セーヌレザルプ、中田絢子中野寛
アンドレアス・ルビッツ副操縦士が住んでいたとみられるアパートに入る捜査員ら=独西部デュッセルドルフで2015年3月26日、AP
アンドレアス・ルビッツ副操縦士が住んでいたとみられるアパートに入る捜査員ら
=独西部デュッセルドルフで2015年3月26日、AP 
毎日新聞 2015年03月27日 21時40分(最終更新 03月27日 23時39分)
【ベルリン篠田航一、ブリュッセル斎藤義彦】独ジャーマンウイングス機の墜落で、
仏独の検察当局は27日、機長を操縦室から閉め出し、意図的に墜落させた
殺人容疑でアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の本格捜査を開始した。
デュッセルドルフの検察当局は27日、家宅捜索で押収した資料について 
「墜落当日直前に医師から出された複数の診断書があった。
上司にはこの事実を黙っていたと思われる」と発表した。
独誌シュピーゲル(電子版)は同日、家宅 捜索で「精神的な病を示す資料」が
見つかったと報じた。
副操縦士が、そうした病に関する診断書を会社に隠して勤務に就いた可能性がある。
また、独紙ビルトは、副操縦士が2010年に米アリゾナ州で訓練を受けていた際、
「操縦不能者」のリストに分類されていたと報じた。
 ジャーマン社親会社のルフトハンザの26日の記者会見によると、
ルビッツ副操縦士は08年、独北部ブレーメンにある育成施設で訓練開始後、
自主的に数カ月間、訓練を中断した。
これについて、ビルト紙はルフトハンザ関係者の話として、中断の理由は
「心理的問題」だったと伝えた。
 アリゾナ州での訓練はルフトハンザ航空学校で、10年7〜11月とみられる。
08年以降、約1年半にわたり精神関連の治療を受けていたが、
うつ状態もみられ、独連邦航空局に記載された副操縦士の資料には
「定期的な医師による治療を受けていること」を示す記述があったという。
うつ状態が原因で、訓練の上級段階に進めない状況も何度かあったが、
副操縦士はその後適性検査に合格。13年9月に採用された。
 一方、操縦士が飛行中に1人だけ残る時間を作らない「2人態勢」について、
ルフトハンザのスポール社長は26日、捜査結果を待って検討する考えを示した。
「2人態勢」は、独航空会社や空港運営会社などで組織する
ドイツ航空産業連盟が26日に導入を表明、英、ノルウェー、カナダの航空会社も
検討している。
 2人態勢については米連邦航空局が規則で定めている。
同局が操縦室のドアの開閉について定めた規則は、
「01年の米同時多発テロの結果」として制定されたことを示したうえで、
各航空会社に対し「操縦士が2人でそのうち1人が操縦室を離れた場合の手順」を
定めるよう求めている。
客室乗務員が代わりに 操縦室に残り施錠する方法を具体例として示している。
独メディアによると、この規則はあくまで、テロリストの乗っ取りを防ぐためだが、
米国の現場では励行されてきた。
ただ、専門家は、操縦を知らない客室乗務員ができることには
限界があるとも指摘している。


ドイツ機墜落 仏検察、副操縦士が意図的に墜落させたとの見方(15/03/26) FNNnewsCH

独機墜落「副操縦士が意図的に急降下」…仏検察 
2015年03月26日 21時28分 YOMIURI ONLINEホームへ
 【パリ=本間圭一、三好益史】フランス南東部のアルプス山中で24日に墜落した
ドイツの格安航空会社ジャーマンウィングスの旅客機を巡り、仏検察当局の
ブリス・ロバン検察官は26日、仏南部マルセイユで記者会見し、
機長がコックピットの外に出た後、副操縦士が意図的に機体を急降下させたことを
明らかにした。


 検察官は、副操縦士を殺人容疑で捜査する考えを示した。

 ロバン氏によると、副操縦士は、ドイツ国籍のアンドレアス・ルビッツ容疑者(28)。
ロバン氏は「テロリストとしてリストアップされていない」とした上で、
「墜落をテロとみなす根拠はない」と述べた。

 回収されたボイスレコーダーから、墜落前30分間の会話が判明 した。
機長がルビッツ容疑者に操縦を任せ、コックピットを出た後、同容疑者が
扉を開けるのを拒否、機長を閉め出した。
ルビッツ容疑者は管制塔の問いかけに 応じず、墜落直前までの10分間は、
同容疑者の呼吸音だけが聞こえた。
機長がコックピットを出る前にルビッツ容疑者と交わした会話は、
着陸についての説明で、異変はなかった。
NHKニュース副操縦士みずからの意思で降下か
仏検察
3月26日 20時56分
フランス南東部で起きた
ドイツの旅客機の墜落について捜査を担当している
フランス・マルセーユの検察は日本時間の26日夜、記者会見を開き、
「副操縦士がみずからの意思で旅客機を降下させる操作を行ったとみられる」
と明らかにしました。

フランスの南東部で24日に起きたドイツの旅客機の墜落について
捜査を担当しているフランス・マルセーユの検察は日本時間の26日夜、
記者会見を行いました。
それによりますと、ボイスレコーダーを解析したところ、離陸後20分間は
異常はありませんでした。
しかしその後、機長は副操縦士に操縦を交代するように頼んで操縦室の外に出て、
中には副操縦士だけが残ったということです。
その後、副操縦士は、機体の高度を下げる操作を始め、操縦室の外から
インターフォンで呼びかける機長や、管制塔からの呼びかけにも応答しないままでした。
また、機体が地面に接近していることを知らせる警告音にも
反応する様子はなかったということです。
この間、ボイスレコーダーには副操縦士が呼吸をする音が録音されていたということで、
副操縦士に異変があった様子はなかったということです。
検察は、こうしたことから
「理由は不明だが副操縦士は旅客機を破壊したいと考えていたとみられる」
と結論づけています。
また墜落する直前に乗客の叫び声のような音も録音されていたことも
検察は明らかにしました。
フランス・マルセーユの検察によりますと、フランス南東部で墜落した
旅客機の副操縦士は、ドイツ人のアンドレアス・ルビッツ氏、28歳です。
マルセーユの検察は副操縦士がテロ組織などと結びつく情報は
これまでのところないとしています。
ジャーマンウィングスなどによりますと、副操縦士は
2013年の9月からジャーマンウィングスで勤務しており、
630時間の飛行経験を持っているということです。
NewsDigest - ニュースダイジェスト 
【続報】アンドレアス・ルビッツ副操縦士の自殺行為か。
日航350便羽田沖墜落事故と類似 2015年03月26日
フランスの捜査当局が「副操縦士(コーパイ)が自らの意思で降下した」 
との見解を明らかにした。
また、同時に、その副操縦士がドイツ国籍の
「アンドレアス・ルビッツ」氏(28歳)であるとして、氏名を公開した。

操縦士の自殺行為、過去に日本でも

アンドレアス・ルビッツ副操縦士は、機長が離陸後一旦席を立った隙に
コックピット(操縦室)の鍵を内側から掛け、機長を閉めだしたうえで
自ら機体を降下させたことが明らかになった。
また、この副操縦士は山に激突する間際まで意識があったことも分かり、
事実上の「自殺行為」だった疑いが強くなっている。

国内報道でも、既に、パイロット経験のある一部専門家から、 
事故直前の「急降下」はそれほど激しいものではなく、
人為的にコントロールできていたうえでの降下ではないかという指摘
為されていたが、その見方が正しかったことが裏付けられた。

また、本誌も前回の記事で機械的トラブルの可能性の低さを指摘したが、
人為的な事故であったとすれば、これも同様に正確だったことになる。

操縦士の自殺行為による事故は、過去に日本でもあった。
1982年に発生した日航(JAL)のDC-8機の羽田沖墜落事故では、
精神病を患っていた機長が着陸間際に幻聴に襲われ、
機体が海上を飛んでいるにも関わらずエンジンの逆噴射を掛けたことで
飛行機が推進力を失い、滑走路手前の誘導灯に激突した。
この事故により、乗客・乗員24名が死亡し、149名が重軽傷を負い、
生存していた機長は逮捕されたが、
心神喪失状態だったことから不起訴処分となっている。
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▲日航350便墜落事故。機首はもげ、海面下に沈んだ。
また、1998年には、アメリカ・マサチューセッツ州沖でエジプト航空990便
(ボーイング767-300ER型機)が墜落したが、この事故でも
今回のジャーマンウィングス機事故と同様に、副操縦士が自殺行為を図ったとされる。
990便副操縦士は、離陸後順調に飛行していた状態で機長がトイレに立った際
「神を信じる」と何度も唱えながら操縦桿を前に倒し、
飛行機はそのまま海面に激突。217名の乗員・乗客全員が死亡する惨事となった。
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▲エジプト航空990便と同じ機体(出典:Wikipedia)。奇しくも、今回のジャーマンウィングス機の目的地だったデュッセルドルフ空港で撮影されたもの。
今回の事件は、操縦士の技能や身体面の健康だけでなく、
メンタル面の健康管理までもがより重要視される契機となりそうだ。

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