慰安婦問題について、いろんな報道: 【【井上和彦が斬る!#18】(ネット上の井上氏批判について、反論) ニュースを斬る!。青山繁晴、日印歴史フォーラムと慰安婦日韓合意、 青山の見解その1。西村幸祐。【青山繁晴】ザボイス。政府高官が話した日韓合意の真実!インサイト。日本政府、慰安婦像撤去が10億円拠出の条件 韓国政府は「完全な捏造だ」。西岡力氏。「首相は心からおわびと反省の気持ち表明」。重村 智計。外務省サイト。

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2016年1月19日火曜日

【【井上和彦が斬る!#18】(ネット上の井上氏批判について、反論) ニュースを斬る!。青山繁晴、日印歴史フォーラムと慰安婦日韓合意、 青山の見解その1。西村幸祐。【青山繁晴】ザボイス。政府高官が話した日韓合意の真実!インサイト。日本政府、慰安婦像撤去が10億円拠出の条件 韓国政府は「完全な捏造だ」。西岡力氏。「首相は心からおわびと反省の気持ち表明」。重村 智計。外務省サイト。

[桜H28/1/19] SakuraSoTV
東日本大震災の際に陸海空自衛隊による
統合任務部隊の指揮官をつとめられた
君塚栄治前­陸幕長の逝去を偲ぶほか、
あまりにも不本意な昨年末の日韓合意を中心に取り上げていき­ます。
キャスター:井上和彦・林眞佑子

【青山繁晴】日印歴史フォーラムと慰安婦日韓合意、
最新2016/01/05 プライムニュース最新
慰安婦合意と動乱の時代①西村幸祐
ChannelAJER02 2016.1.8(7)

【青山繁晴】ザボイスそこまで言うか!
2016年1月7日(木)保守論客チャンネル+

【青山繁晴】政府高官が話した日韓合意の真実!
「最後は安倍総理が一人で決断した」
インサイト2016年1月6日(水) 保守論客チャンネル+

産経ニュース
2015.12.31 01:00 【「慰安婦」日韓合意】
慰安婦問題に関する日韓合意で、
在ソウル日本大使館前などに設置された慰安婦像をめぐり、
日韓両政府の駆け引きが表面化している。

 日本政府が、日本大使館前から慰安婦像が撤去されるまで、
韓国政府が元慰安婦支援の事業を行うために設置する
新財団に政府予算10億円を拠出しない方針を固めていることが
30日、分かった。
そうした方針は28日の外相会談や
事前協議で韓国側に伝えていたとみられる。

 外相会談では合意内容の詳細は明らかにされていない上、
正式な合意文書も作成されていない。
慰安婦像撤去も韓国政府の努力目標にとどまっているが、
これまで韓国政府は国内世論に押され何度も手のひらを返してきたため、
「最終的かつ不可逆的な解決」のため慰安婦像撤去という
明確な行動を促す狙いがある。

 一方、韓国政府当局者は30日、日本が慰安婦像の移転を前提に
10億円を拠出するとの報道について
「完全な捏(ねつ)造(ぞう)」と強く批判した。
聯合ニュースが伝えた。

 また、韓国の尹(ユン)炳(ビョン)世(セ)外相は
30日、合意に絡み「誤解を招きかねない日本の言行」の
【青山繁晴】慰〇婦合意に至った経緯 日本側責任者
「日本が国として慰〇婦を認め賠償してくれたら
最後にすると言われたから手を打った!」
インサイト2015年12月30日(水) 保守論客チャンネル+
【西岡力】全く解決になっていない慰〇婦合意!!
傷つけられた日本の名誉を正す機会を失ってしまった!
2015年12月29日(火) 保守論客チャンネル+
岸田文雄外相は28日午後、韓国の尹炳世外相と会談し、
慰安婦問題で合意した。
両外相は「最終的で不可逆的な解決」をそれぞれ表明。
元慰安婦への支援では韓国政府が財団を設置し、
日本政府からも約10億円の資金を拠出することが決まった。
日韓国交正常化50年の節目で実を結んだ
「決着」は手放しで喜ぶべきなのか。
『松竹伸幸』  その他
【反日韓国】日韓合意絶対反対、
明日、官邸前緊急抗議活動へ起て!
[桜H27/12/28] SakuraSoTV
産経ニュース
慰安婦問題が外交問題化したのは、
日本のマスコミの誤報と日本政府の安易な謝罪がきっかけだった。
真の解決には、両国が
「慰安婦は戦時下の貧困による悲劇だという不都合な真実」
に向き合うことが不可欠だ。
今回の合意はそれがなく、玉虫色の外交的妥協策といえる。
「最終的かつ不可逆的な解決」が実現するならいいが、
不安要素は多い。
評価は今後の展開を見た後にしかできない。

 岸田文雄外相が認めた
「日本政府の責任」の中身も不明確だ。
法的責任は含まないという点は明示されなかった。
しかし、日本政府は解決済みという立場を変えておらず、
それに対する韓国世論の反発が続けば、
次期政権が再び問題化させるかもしれない。

 また、大使館前の慰安婦像撤去について
韓国政府が適切な解決に努力すると約束したが、
韓国世論は受け入れない可能性が高い。
そうなると日本の世論が反発し、問題は解決しない。
日本にとって慰安婦問題の解決とは虚偽によって
傷つけられた国の名誉回復が含まれる。
国連などでの相互批判自制を約束した結果、
国際社会の誤解を解くために
日本が反論することまでできなくなれば禍根を残す。

2015.12.28 21:18 【「慰安婦」日韓合意】2
28日の日韓外相会談では、元慰安婦の名誉と
尊厳回復のための事業として韓国政府が設立する財団に
10億円程度を拠出することで合意したが、
慰安婦問題の完全な決着につながるかどうかは
不透明な部分がある。
日本が平成7年に設立した財団法人
「女性のためのアジア平和国民基金」(アジア女性基金)が逆に、
慰安婦問題を複雑化した経緯があるからだ。
 村山富市政権で設立されたアジア女性基金は、
国民からの募金約6億円と、
政府による計約48億円の支出によって運営された。
 韓国の元慰安婦に対し、同基金は募金を原資にした
償い金200万円と、日本の国費で医薬品提供などの
医療・福祉支援費として300万円の計500万円の支援を、
申し出た7人の元慰安婦に対して開始した。
 しかし、反日団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」
(挺対協)が、基金を
「日本政府の賠償責任を回避するためのまやかし」と批判し、
元慰安婦に受け取りを拒否するよう説得した。
韓国メディアも基金を非難し、
日本側には韓国側の対応に不信感が生じた。
 日本側は元慰安婦への対応を優先し、
水面下で計61人に償い金などの支援を実施したが、
結局、韓国や国際社会の世論における
日本の支援に対する理解は広がらず、
両国間の溝はさらに深まることになった。
また、日本の国費による医療・福祉支援事業をめぐっては、
アジア女性基金の元理事、大沼保昭・明治大特任教授が
「事実上の国家補償」と振り返るように疑義が生じた。
1965年の日韓請求権協定で財産・請求権問題は
「完全かつ最終的に解決済み」と明記したが、
これを曖昧にする一方、「韓国側に何度も慰安婦問題を
蒸し返す環境を与えた」(自民党幹部)との指摘があったからだ。
 財団は医療サービス介護支援などを行う予定だが、
「事業の進め方、具体的な資金拠出は、
日韓両国で確認をしながら合意をした範囲内で行っていく」
(岸田文雄外相)という状況だ。
 財団は韓国政府が設立することから、
アジア女性基金のように妨害を受ける可能性は少ないものの、
支援実態や資金の運用を確認する体制などは不明瞭な部分も多い。
 財団設立が韓国世論から評価されなければ、
今後も反日感情は収まらず、
韓国政府が再び慰安婦問題を蒸し返す可能性も否定できない。
(坂本一之)

2015.12.28 21:15 【「慰安婦」日韓合意】2
【ソウル=名村隆寛】
ソウルの日本大使館の前に違法に設置された
「慰安婦像」の撤去・移転について、
韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は日韓外相会談で、
「関連団体との協議を通じて
適切に解決するよう努力する」と確約した。
しかし、韓国では慰安婦問題は“聖域”と化しており、
誰も異を唱えられない雰囲気が広がっているのが実情だ。
元慰安婦の多くや支援団体
「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」
(挺対協)は合意に反発しており、世論の説得も容易ではない。

 現在、解体され工事中の日本大使館の前に
2011年、慰安婦像を設置したのが挺対協だ。
地元の行政当局は設置許可さえ出しておらず、
外国公館に対する侮辱行為はウィーン条約にも違反している。
 しかし、韓国政府は「民間団体が自発的に設置したものだ」
(外務省報道官)とし、違法行為を黙認してきた。
日本大使館前では毎週、
像を囲んで対日非難の抗議集会が開かれている。
 今回、韓国政府は
「公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知」
(尹外相)したとし、ようやく日本の抗議を受け入れた。
しかし、合意を受け28日に記者会見した元慰安婦の間では
「韓国政府の決定に従う」との声が出た一方で、
「合意は無視する」といった反発が強い。
挺対協は合意を
「被害者や国民を裏切る外交的談合だ」と非難し、
像の撤去・移転に関し
「韓国政府の介入はあり得ない」と猛反発した。
韓国紙も「韓国社会での合意で移転はできようが、
その象徴性のため政府が一方的に移転できない」
(朝鮮日報)と否定的だ。
 また、慰安婦像が日本大使館前から撤去されても、
別の場所に移される可能性が高い。
像は韓国各地で増え続け、
昨年から今年にかけてソウル市内や地方で新たに複数設置された。
 韓国だけでなく、米国各地にも慰安婦の碑や像が設置されている。
外相会談で韓国側は「第三国での慰安婦関連の動きは支持しない」
との認識を示したが、韓国紙は
「韓国政府が海外の像に、何ができるのか」と断言している。
 韓国では来年新学期から小学高学年から高校までを対象に、
新たに「慰安婦教育」の授業が始まる。
「最終的かつ不可逆的な解決」で合意したにもかかわらず、
慰安婦像は撤去どころか今後も増え続け、
慰安婦問題が韓国国内で
“歴史の真実”として語り継がれていく可能性は残っている。

【ソウル=藤本欣也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は
28日夜、慰安婦問題に関する日韓合意を受け、
異例の国民向け談話を発表、
「韓日関係改善と大局的見地から、
今回の合意について(元慰安婦の)被害者と
国民の皆さんが理解してくださるよう願う」と呼びかけた。
 朴大統領は談話の中で、今回の合意に関し、
元慰安婦の人々が高齢である点などを考え、
「最善の努力を傾けて成し遂げた結果であり、
(元慰安婦の人々の)精神的苦痛が和らぐことを望む」と述べた。

日韓外相会談 慰安婦問題で最終的解決を確認
NHKニュース
ユン外相 少女像解決に向け具体的対応
12月28日 17時16分
韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相は、
岸田外務大臣との会談のあとの共同記者発表で、
韓国政府としても慰安婦問題の
最終的な解決とすることを確認するとともに、
ソウルの日本大使館の前に設置された
慰安婦を象徴する少女の像の問題について、
韓国政府として解決に向けて
具体的な対応を取ることを明らかにしました。
韓国のユン・ビョンセ外相は、共同記者発表で
韓国政府の立場を発表し、
まず、日本側の取り組みが着実に実施されることを前提としたうえで、
「今回の発表を通じて、
最終的かつ不可逆的に解決されることを確認した」と述べ、
韓国政府としても
慰安婦問題の最終的な解決とすることを確認しました。

そして、ソウルの日本大使館の前に設置された
慰安婦を象徴する少女像の問題については、
「日本政府が大使館の安寧と威厳の維持の観点から
懸念していることを認知している」としたうえで、
「対応可能な方向で関連団体との協議を通じて、
適切に解決されるよう努力する」と述べ、
像を設置した市民団体との話し合いなど、
韓国政府として解決に向けて
具体的な対応を取ることを明らかにしました。
また、「両政府はともに国連など国際社会で
この問題について互いに非難、批判を控える」と述べました。
ユン外相は最後に、
「きょうこの場で交渉妥結を宣言できることを
非常にうれしく思う」と述べたうえで、
慰安婦問題を巡る交渉の妥結をきっかけとして、
「新年には両国が新しい気持ちで新しい関係を
開いていくことを心から期待している」と述べ、
日韓関係の改善が進むことに期待を示しました。

韓国メディア 大きく報道
韓国のテレビ局は公共放送KBSをはじめ、
各局とも特設のニュース番組を組んで
日韓の両外相による共同記者発表を生中継するなど、
今回の合意を大きく伝えています。
各局は、とりわけ、韓国が長年にわたって
日本に対して「法的責任」を求めてきた経緯に触れたうえで、
今回、岸田大臣が「当時の軍の関与のもとに、
多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、
かかる観点から、日本政府は責任を痛感している」
と表明したことを紹介し、
「責任」ということばが盛り込まれたと指摘しています。

朝日新聞・出版不思議讀本
本社の決まりでは「お詫び」と「謝罪」は違います
「謝罪」とは「罪」を認めて「謝」することだ。
何が「罪」かを詳らかにしない者、
何が「罪」かを理解できず、
説明できない者は「罪」を認められないのだから、
そこには「謝罪」はない。
 そう、朝日新聞は購読者に対し趣旨詳らかでない
「おわび」はするが、
購読者や社会に「謝罪」をした例がないのだ。

LINE Q 2015.06.05 16:47
お詫び 誰かに困難を引き起こしたことに対する後悔の表現 
謝罪 罪やあやまちをわびること 欠点、短所または失敗を認める

悪い例 
誰かに困難を引き起こしたことに対する後悔の表現 
どちらにも同じ意味合いは含まれているので
違いというのもないかもしれません 
ただ謝罪の方がおかした罪が重い感じがします

慰安婦妥結・冷戦時代から続く日韓関係の終わり
重村 智計 2015年12月29日(火)2 
日韓両国の政府は国交正常化50周年の年の最後に、
慰安婦問題について
「最終的かつ不可逆的な解決」を見たと発表した。
米国は、この合意を高く評価し歓迎した。
欧米のメディアも、歴史的な合意として報じている。
 この合意は、歴史的に見ると、冷戦時代から続く「
日韓関係の終わり」を意味する。
両国首脳が政治家として格段に成熟したことを物語る一方で、
慰安婦問題が再び蒸し返される火種も残している。
安倍晋三首相が表明したのは
「おわび」であって「謝罪」ではない。
韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が使った表現は
「立場の表明」であって「約束」「合意」ではないからだ。

米国の働きかけと韓国総選挙
 日韓両国が合意した背景には、米国の働きかけがあった。
これを受けて、日韓両首脳は
2国間問題を解決する指導力をようやく発揮した。
オバマ大統領の仲介と強い意向なしには実現しなかった。
 オバマ大統領は、
2015年6月に訪米した朴槿恵(パク・クネ)大統領に、
米韓同盟の強化と日韓関係改善を求めた。
韓国が米韓同盟を弱体化させ、
中国に傾斜するのではないかと
憂慮していることをあからさまに伝えた。
オバマ大統領は民主主義や人権、自由という
「共通の価値観」を強調し、
韓国の中国傾斜にクギを刺し、
日韓関係の改善を促したのだった。
 オバマ大統領は、安倍首相にも
日韓の歴史問題解決を求めていた。
安倍首相は、米連邦議会での演説で
「悔い改め(repentance)」という言葉を使い、
米国の指導層と国民を感動させた。
ワシントンの「安倍不信」感情は一変した。
 韓国は米国の要請に加え、
2015年中に解決しなければならない国内事情があった。
2016年春には総選挙が行われる。
慰安婦問題の解決が年を越すと、
選挙の争点になってしまう危険があった。

合意文書は作成せず
 岸田文雄外相は2015年12月28日、
ソウルで韓国の尹炳世外相と会談後に記者会見し
「日本政府は責任を痛感している」と述べた。
また、慰安婦を支援する財団を韓国が設立し、
日本がおよそ10億円を拠出することで合意した、と発表した。
韓国は、今後は一切、慰安婦問題を提起しないことになる。
韓国は、ソウルの日本大使館前に置かれた
少女像の解決に努力する約束をした。

 両外相は、口頭での「声明」に留め、
合意文書は作成しなかった。
韓国内の反発や世論に配慮したためだが、
文書にしない合意は危険だ

 安倍晋三首相は同日、
朴槿恵大統領と電話会談しこの合意を確認した。
安倍首相は
「日韓が力を合わせて新しい時代を切り開きたい」と述べた。
両首脳は、来年春に
米国ワシントンでの国際会議に出席する予定で、
その際にオバマ大統領と3カ国首脳会談を行い、
慰安婦問題を含む3カ国共同声明を発表する予定という。

韓国の市民は合意に納得
 韓国の報道機関は
「安倍首相が初めて自らの言葉で、
謝罪と反省を表明した意味は大きい」と評価し、
「日本政府としての責任」との表現を前向きに受け止めている。
一般の国民は、
安倍首相の「謝罪表明」に納得しているようだ。
 韓国民の多くは、今回の解決に至る前から
「日本の首相が謝罪を口にし、
補償すれば簡単に解決する問題」と語っていた。
一般の韓国民は、問題を早く終わりにしてほしいと願っていた。
だが、慰安婦運動を続ける団体は、
簡単に終わらせるわけにはいかない。
運動組織の背後には、
北朝鮮と北朝鮮を支持する勢力からの工作があると言われる
日韓関係が悪化することが、北朝鮮の利益になるからだ。
北朝鮮や運動組織にとって、
「日本の歴史責任」と
「正しい歴史認識」は汲めども尽きない、
日韓離間策の源泉なのだ。
 こうした運動組織は、
合意に対してなお「不満」を主張するだろう。
だが韓国政府は、
この運動が韓国世論の同情を失って
弱体化していくと期待しているようだ。

合意が「最終的」かどうかは不確定
 今回の日韓合意には、
なお落とし穴があることを忘れてはならない
韓国はかつてほど
日本との協力関係を必要としなくなっている。
加えて、現在は対立している反北朝鮮派と
親北派が「反日」においては共闘できる環境にある。
 日韓関係は1965年の国交正常化以来、
政治経済面では“同盟”関係を続けてきた。
軍事面は、米国を介在させた“間接的同盟”関係にあった。
日韓両国は、米国と共に「共通の敵」と
「共通の価値観」を共有している。
この二つの「共通要素」は、国際政治学では
同盟構成の重要条件とされる。
韓国は冷戦崩壊まで、
中国とソ連が掲げる共産主義イデオロギーの浸透と、
北朝鮮の軍事攻撃という2つの脅威に直面していた。
 このため、日本と政治、経済面で
強い協力関係を維持する必要があった。
軍事的には、北朝鮮が韓国に侵攻した際に
日本は、後方支援基地の役割を果たすと考えられた。
 ところが、旧ソ連が崩壊する一方で、
中国の経済力が日本を凌駕したため、
多くの韓国民が日本との同盟関係を軽視するようになった。
日韓の経済力の差も縮まる方向にある。
韓国の2015年の1人当たりGDP
(国内総生産)は約2万7000ドルで、
3万2000ドルの日本に迫る勢いだ。
韓国の経済人の間には
「日本に学ぶものはない」との意識が広がっている。
 韓国では1945年に独立して以来、
北朝鮮からの軍事的脅威が「韓国人」としての
連帯意識を高めてきた。
ところが、北朝鮮を
軍事的脅威とする意識が韓国社会から消え、
韓国人としての連帯意識を弱体化させている。
 こうした政治経済と軍事面の環境変化の中で、
韓国人はナショナル・アイデンティティー
(連帯意識)を見失った。
現在の韓国民を団結させるアイデンティティーは
「反日意識」と「中国期待」しかない。

だが、中国幻想は弱まりつつある。
 北朝鮮を支持する韓国の革新勢力は、
統一を実現する民族のアイデンティティーとして、
「反日」を使おうとしている。
その「反日」意識を高揚させる手段の一つが、
慰安婦問題であった。
だから、北朝鮮も
自国に慰安婦が存在すると主張し始めた。
 北朝鮮に対する
「反共」スローガンが機能しなくなった韓国では、
反北と親北を巡り、激しい対立を続けている。
その余波が、日本批判に向かう可能性は常にある。
二つの勢力は、「反日」では共闘するからだ。

安倍晋三と朴槿恵の「責任倫理」 今回の合意は、
両国首脳のこれまで主張を振り返ると、おかしなものだ。
朴槿恵大統領は日本に対して
「正しい歴史認識」を繰り返し求めてきた。
今回の問題解決は「正しい歴史認識」に言及していない。
一方、安倍首相は「政府が慰安婦を
強制連行したことを示す資料はない」と述べてきた。
「河野洋平官房長官談話」や
「村山富市首相談話」に批判的であった。
安倍首相の過去の言動から考えると、
「おわびと反省」をすることは説明がつかない。

 安倍首相と朴大統領は、
その立場と政治姿勢を変えたのか。
両首脳は、ドイツの政治学者マックス・ウェーバーが説く、
政治家の役割と果たすべき使命を、
十分に理解したと見るべきだろう。

 マックス・ウェーバーは、
著書の「職業としての政治」の中で、
理想の政治家について「心情倫理」と
「責任倫理」の両方を融合できる人物と述べた。
心情倫理とは朴大統領が「正しい歴史認識」を求めることや、
安倍首相が「靖国神社参拝」を重視することなど、
個人が抱く信念である。
一方の責任倫理は、結果責任を指す。
政治家は、結果責任がすべてであり責任倫理で判断される。
例えば、安倍首相が心情倫理を優先し、
靖国神社に再び参拝して
中韓両国との関係を悪化させれば、
一国の指導者としては失格だ。

 日韓の両首脳は、日韓関係を改善させるという
「責任倫理」を優先し慰安婦問題を解決しながらも、
なおお互いの心情倫理に配慮し、
慰安婦問題以外のデリケートな問題には触れない
絶妙の解決を導き出した。
両首脳は指導者として成熟し、
信頼を生みだしたと言えるだろう。
これが、安倍首相が言う
「日韓新時代」が意味することなのだろうか。

重村 智計(しげむら・としみつ)
早稲田大学大学院国際コミュニケーション研究科・教授
1969年早稲田大学法学部卒業。
1976年に韓国高麗大学大学院研究生。
1986年スタンフォード
プロフェッショナルジャーナリズムプログラム修了。
シェル石油勤務を経て、
1971年毎日新聞社に入社。
1979年~1985年、毎日新聞社ソウル特派員。
89年~94年ワシントン特派員。
毎日新聞論説委員をへて、
2004年9月より現職。
主な著書に『北朝鮮はなぜ潰れないのか』(2007年・ベスト新書)、
『朝鮮半島「核」の外交-北朝鮮の戦術と経済力』
(2006年・講談社新書)、
『外交敗北-日朝首脳会談の真実』(2006年・講談社)など。

[資料] 間もなく共同記者会見 挺対協の主張
2015/12/28 15:50 続・慰安婦騒動を考える

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慰安婦問題「首相は心からおわびと反省の気持ち表明」
12月28日 15時53分
日本と韓国の外相会談がソウルで行われ、
岸田大臣は
「安倍総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として、
改めて、慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、
心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、
心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べました。

「少女像 適切に解決されるよう努力」
また、韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相は、
ソウルの日本大使館の前に設置された、
慰安婦を象徴する少女像に関して、
「日本政府が、大使館の安寧・威厳の維持の観点から
懸念していることを認知し、韓国政府としても、
可能な対応方向について関連団体との協議を行うなどして、
適切に解決されるよう努力する」と述べました。

日韓外相会談 慰安婦問題で最終的解決を確認
12月28日 15時45分
日本と韓国の外相会談がソウルで行われ、
慰安婦問題を巡って、

日本政府は、責任を痛感しているとしたうえで、
日韓両政府は、韓国政府が設置する財団に
日本政府の予算からおよそ10億円の資金を拠出し、
元慰安婦の心の傷を癒すための事業を行うことで合意しました。

また両政府は、こうした事業の実施を前提に、
この問題が、
「最終的かつ不可逆的に」解決されたことを確認しました。
日本と韓国両政府は、両国の関係改善の大きな障害となってきた、
慰安婦問題の最終的な妥結を目指し、
28日、韓国のソウルで、岸田外務大臣と
ユン・ビョンセ(尹炳世)外相による、日韓外相会談を行いました。
会談のあと、両外相はそろって記者発表を行い、
合意事項について発表しました。
この中で、岸田外務大臣は
「慰安婦問題は、当時の軍の関与のもとに、
多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、
かかる観点から、日本政府は責任を痛感している」と述べました。
そのうえで、岸田大臣は「安倍総理大臣は、
日本国の内閣総理大臣として改めて、
慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、
心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し、
心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べました。
さらに、岸田大臣は
「日本政府の予算により、すべての元慰安婦の方々の
心の傷をいやす措置を講じる」としたうえで、
韓国政府が設置する財団に日本政府の予算で
およそ10億円の資金を一括して拠出し、
「日韓両政府が協力し、元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、
心の傷の癒しのための事業を行う」
ことで合意したことを明らかにしました。
そして、岸田大臣は、両政府間で、
こうした事業を着実に実施するという前提で、こ
の問題が「最終的かつ不可逆的に」
解決されたと確認したことを明らかにしました。
また、日本政府として、韓国政府とともに、
国連など国際社会で、慰安婦問題を巡って
互いに非難・批判することを控える考えを示しました。

外務省 Ministry of Foreign Affairs of Japan
平成27年12月28日
1 岸田外務大臣
 日韓間の慰安婦問題については,
これまで,両国局長協議等において,集中的に協議を行ってきた。
その結果に基づき,日本政府として,以下を申し述べる。

(1)慰安婦問題は,当時の軍の関与の下に,
多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり,
かかる観点から,日本政府は責任を痛感している。
 安倍内閣総理大臣は,日本国の内閣総理大臣として改めて,
慰安婦として数多の苦痛を経験され,
心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し,
心からおわびと反省の気持ちを表明する。

(2)日本政府は,これまでも
本問題に真摯に取り組んできたところ,その経験に立って,
今般,日本政府の予算により,全ての元慰安婦の方々の
心の傷を癒やす措置を講じる。
具体的には,韓国政府が,元慰安婦の方々の
支援を目的とした財団を設立し,これに日本政府の予算で
資金を一括で拠出し,日韓両政府が協力し,
全ての元慰安婦の方々の
名誉と尊厳の回復,心の傷の癒やしのための事業を行うこととする。

(3)日本政府は上記を表明するとともに,
上記(2)の措置を着実に実施するとの前提で,
今回の発表により,この問題が
最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。
 あわせて,日本政府は,韓国政府と共に,
今後,国連等国際社会において,
本問題について互いに非難・批判することは控える。

2 尹(ユン)外交部長官
 韓日間の日本軍慰安婦被害者問題については,
これまで,両国局長協議等において,
集中的に協議を行ってきた。
その結果に基づき,韓国政府として,以下を申し述べる。

(1)韓国政府は,日本政府の表明と
今回の発表に至るまでの取組を評価し,
日本政府が上記1.(2)で表明した措置が
着実に実施されるとの前提で,今回の発表により,
日本政府と共に,この問題が最終的かつ
不可逆的に解決されることを確認する。
韓国政府は,日本政府の実施する措置に協力する。

(2)韓国政府は,日本政府が
在韓国日本大使館前の少女像に対し,
公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し,
韓国政府としても,可能な対応方向について
関連団体との協議を行う等を通じて,
適切に解決されるよう努力する。

(3)韓国政府は,今般日本政府の表明した措置が
着実に実施されるとの前提で,日本政府と共に,
今後,国連等国際社会において,
本問題について互いに非難・批判することは控える。

2015年12月27日日曜日

2015年12月26日土曜日

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