慰安婦問題について、いろんな報道: オーストラリア初の慰安婦像が除幕式 シドニー郊外、地元テレビ「日本兵に何百回も…」と元慰安婦紹介。豪州発 日本人よ目覚めよ! 慰安婦像計画完全阻止を緊急報告  山岡鉄秀(AJCN代表)。その他関連。

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2016年8月6日土曜日

オーストラリア初の慰安婦像が除幕式 シドニー郊外、地元テレビ「日本兵に何百回も…」と元慰安婦紹介。豪州発 日本人よ目覚めよ! 慰安婦像計画完全阻止を緊急報告  山岡鉄秀(AJCN代表)。その他関連。

豪に初の慰安婦像 オーストラリアの韓国系市民団体は
豪州での慰安婦像設置は初めて時事通信社

2016.8.6 20:03 【歴史戦】 産経ニュース
オーストラリア初の慰安婦像が除幕式
【バンコク=吉村英輝】オーストラリアの一部韓国系グループが
6日、最大都市シドニー郊外で「慰安婦」像の除幕式を行った。
豪州での慰安婦像設置は初めて。
日系の市民団体は「在豪日本人への人種差別につながる」
と反対していた。
オーストラリア公共放送ABC(電子版)は
「(日韓市民間の)対立が深まっている」と伝えた。

 除幕式は韓国から元慰安婦(89)を招いて開かれた。
同放送は、この慰安婦を「13歳で慰安所で仕事を強制され、
日本兵たちに何百回も強姦された」と紹介した。
 高さ約1・5メートルの像は、ソウルの日本大使館前に
設置されたものと同様、
いすに腰掛けている少女のとなりの席が空いている構造。
除幕式に際し、元慰安婦は像と並んで腰掛け、
記念撮影の写真に収まった。
 像は市役所などの許可が必要ないとして、
「シドニー韓人会館」にまず設置され、
年内に近郊の教会施設内に移設される予定。
豪州では、韓国系住民が多いストラスフィールド市でも
昨年、慰安婦像設置が計画されたが、
市議会から退けられた経緯がある。
【慰安婦問題】シドニー慰安婦像計画に豪メディアも注目
議会も支持決議の公算、日本非難に歯止めか

※この記事は月刊正論10月号から転載しました。ご購入はこちらから。

2015.9.23 07:00更新 【月刊正論】産経ニュース
豪州発 日本人よ目覚めよ! 
山岡鉄秀(AJCN代表)
 報道などでご承知の読者も多いと思うが、
オーストラリア・シドニー近郊のストラスフィールド市で今年8月11日、
中国や韓国系の団体が求めていた戦時中の
「日本軍慰安婦」像の設置計画案について、市議会が全会一致で否決した。
 昨年3月、突如として浮上した慰安婦像設置計画への
賛否を問う市の公聴会のスピーチ合戦を、
われわれ AJCN
(Australia-Japan Community Network)が制し
(実際には4月1日の公聴会の前日夜に会ったばかりの
見知らぬ者同士が連携して設置反対のスピーチを行った。
そのメンバーで結成したのがAJCN=当時はJCN。
本誌今年2月号を参照)、計画の決定を先送りさせてから 16カ月。
今回、否決が決まった翌日の地元紙には
「民主主義の勝利」と否決を支持する見出しが躍った。
この新聞をはじめ、ほとんどの地元メディアが当初、
 慰安婦像を設置すべきだという報道ぶりだったことを考えると、
大きな様変わりである。
コミュニティの融和を軸に戦ってきた
我々の主張が全面的に受け入れら れた証左だ。

 しかし、慰安婦像が、
「いかなるモニュメントも市に直接関連したものでなくてはならない」
と定められた市のモニュ メントポリシー違反だったことは
最初から分かっていた。
また、この問題がコミュニティを分断し、対立を生み出すこと、
中国系や韓国系を含む非日系市民からも
多くの反対の声が寄せられていたことも、市は昨年のうちに認めていた。
それならなぜ、
こんなにも長い時間が費やされなくてはならなかったのか?
中韓に取り込まれた市長
 結論からいえば、それは、2014年9月に市長となった
自由党所属のジュリアン・バカリ氏が、
中韓反日団体に有利になるように、とことん時間稼ぎを行ったからだ。
実は、バカリ市長は
「この問題は市のレベルを超えた国際問題であり、
市民を分断してしまうことだとよく認識している」と発言している。
にもかかわらず、2015年3月に慰安婦像反対派の
ヘレン・マクルーカス市議会議員が
「この問題が市に悪影響を及ぼしていることは明らかなので、
さっさと片付けてしまおう」と動議を発した際、
「もっと時間をかけて考慮する必要がある」との理由で
さらなる先送りを主張し、慰安婦 像設置の申請者で、
利害関係者として投票できないはずの韓国系のサン・オク議員
投票を許可して否決に持ち込むことまでしている
(これには我々から間髪入れずに抗議し、
当該議員は以降、本件に関する投票権を失った)。

 さらに今年6月、慰安婦像に関する
住民の意識調査を行う決定をした際も、
「慰安婦像に、女性に対する家庭内暴力反対の趣旨も加えよう」と、
中韓反日団体の戦術に沿った方向に誘導しようとし、
反対派の議員から猛反発を受けて撤回するということまであった。
中立を装っていたバカリ市長が、
中韓側に傾いたことが暴露された瞬間だった
同じ自由党のステファニー・ココリス議員と、
副市長の席と引き換えに、無所属ながらバカリ支持に動いた
アンドリュー・ソロス議員は、完全にバカリ市長に追随していた。
バカリ市長が市長に与えられたキャスティングボートを使えば、
強行採決するこ とが可能な状態が続いた。
しかし、さすがにそれはせず、
時間稼ぎをして、好機が到来するのを待つ作戦と見えた。
言い訳探し
 2014年4月、当時のダニエル・ボット市長は、
「この問題は市のレベルで判断できる問題ではない」として、
州や 連邦の大臣にアドバイスを求めた。
上位者の誰か、特にアボット首相が
「こんなものは止めろ」と言ってくれるのを期待したのだ。
そうすれば、中韓の選挙民に 言い訳ができる。
しかし、アボット首相、ビショップ外相をはじめ、
全員が「これはあくまでも市の問題である」として逃げた
誰も火中の栗を拾いたくなかっ たのだ。
この時点で、
「これは我々には判断できない政治的な問題である」
として破棄するべきだったが、それもできず、
9月にバカリ市長へと交代。
この問題は迷走を続ける。誰もが「言い訳」を探していた。

 最も良識的なマクルーカス議員は、
早くから市民に賛否を問うアンケートの実施を主張していた。
ストラスフィールド 市民の多くは
慰安婦像などに反対であるとの確信があったからだ。
しかし、私は嫌な予感がしていた。アンケートの結果は
質問の内容に大きく左右される。
我々は質問内容を予め開示するよう、再三市に求めたが、
完全に無視された。
反対派の欧米人男性が直接バカリ市長に尋ねると、
「アンケートで賛成が多数を占めたら慰安婦像を建てるつもりだ。
調査がいつ始まるかは知らない」と答えたという報告があった。
はたして悪い予感は的中する。
悪意ある電話調査
 市内に住む、AJCN日本人メンバーの自宅に
調査会社から電話がかかって来たのはその直後だった。
「慰安婦とは何 のことか知っていますか?」と聞かれ
「いや、よくわからない」と答えると、
「日本軍は第二次大戦中、
20万人から36万人の女性を拉致して売春を強要しま した。
中国と韓国系コミュニティが慰安婦像を建てることを希望していますが、
あなたは賛成ですか?」と質問され、
男性が唖然としながら
「反対です」と答え ると、「なぜですか?」とさらに聞かれたという。
ここまで露骨な誘導がなされるとは驚きを禁じ得ない。

 ただちに、欧米人メンバーが市の行政サイドに
抗議の電話を入れ、再度質問内容の提示を求めた。
電話を受けた市の女性職員は
「でも、本当の出来事なのよ!」と答えてメンバーを驚愕させた。
市はこちらの再三の要求にしぶしぶ応じ、
約束の期限に大幅に遅れながら質問内容を 開示した。
しかし、そこには前述の誘導質問や数字の記載が一切無かった。
また更なるメンバーの質問に対し、市のサーベイ責任者から、
前述のバイアスがかかった説明内容が反日組織から提供された
一方的な情報に基づくものであるとの回答を得た。
2回目のサーベイの内容として、
「この問題について判断すべき は、市、州、連邦の
どのレベルの政府だと思いますか」というような質問も追加されていた。
一週間ほど遅れて、別の日本人宅にも電話がかかって来た。
この時 の質問は、開示されたものに近かったという。
慌てて説明と質問を差し替えた可能性がある。
中韓反日団体最後の攻勢と市長の思惑
 7月7日、マクルーカス議員が再度、
問題の決着を促す動議を市議会に提出した。
9月には市長改選が行われる。
自分 の任期中に解決すると公言していたバカリ市長も後がない。
8月11日に特別会議を開催して票決することを全員一致で決めた。
マクルーカス議員の動議はあく までも慰安婦像設置の否決が目的であったが、
中韓反日団体はこれを最大の好機と捉え、なりふり構わない攻勢に出てきた。
彼らはストラスフィールド駅前広場にテントを張り、
ビラ配りなどのキャンペーンを開始した。

 中韓反日団体の戦略は明確だった。
大きなバナーに
「Stop Violence against women  
during war time and peace time」
(戦時と平時における女性への暴力に反対する)
の文字がでかでかと踊る。
その下に小さく
 「オーストラリアでは毎年55人以上の女性が
家庭内暴力で殺されている。
第二次大戦中には、20万人以上の女性が、
いわゆる慰安婦と呼ばれる性奴隷にされ た」と書いてある。
つまり、強引に慰安婦問題を今日の家庭内暴力に結び付け、
女性の人権全般の問題にすり替えることで、
幅広い支持を受けようという魂胆 だ。
そして、通行人に署名を求めると共に、別のリーフレットを手渡す。
そこには、スリーシスターズと名付けられた
慰安婦像のスケッチが印刷されており、 
「第二次大戦中、20万人以上のアジア人とオランダ人女性が
日本帝国陸軍によって人権侵害されました。
この銅像を建てれば、
このような悲劇の再発を抑止する一助となるでしょう」と書いてある
銅像の三姉妹は中国人、韓国人、豪州人女性のはずだが、
そのことには一言も触れていない。
 我々がモニターしていたシドニー韓国人会のホームページに、
反日団体リーダーの興奮したコメントが躍った。
「8月 11日は5対5のスピーチが行われることになった! 
外部から虐殺の研究者や、女性の人権活動家を呼ぼう!」、
この期に及んで、まだスピーチ合戦をすると いうのか? 
明らかに、市議会の誰かが情報を流している。
韓国系の市議か、バカリ市長か?

 AJCN副代表のダレンがバカリ市長に電話して状況を質すと、
市長は軽口をたたいた。
「スピーチは、(賛成と反対)それぞれ4人ずつか、
8人ずつか、それはわからない。外部からも歓迎だ。
部外者が、どういう経緯で関心を持つようになったのか、
それも聞きたいと思うよ。君、不安そうな声じゃないか? 
心配することないさ、私もまだ賛否を決めてないんだ。
当日決めるつもりさ!」

 これでバカリ市長の目論見がわかった
慰安婦問題を女性の人権問題にすり替える反日団体の方針は、
住民の意識調査の実施を決めた際に市議会で否定されている。
にもかかわらず、その方針に基づいた
反日団体の駅前キャンペーンを黙認し、再度公聴会を開いた上で、
多人数の スピーカーの参加を許す。
特に、人権活動家など、外部のスピーカーの参加を容認して、
女性の人権問題にすり替えて可決を目指す。
そうすれば、自分が強行採決しなくても、
民主的な手続きを経たように見える。

 私から市に対し、家庭内暴力に結び付けたキャンペーンは
当初の趣旨と異なる欺瞞であること、16か月を経て公聴会を
開催することの矛盾、部外者の干渉を避けるために
アンケート調査を実施したのに、
非居住者のスピーチを許すことの矛盾、
などを指摘した手紙を送ったが、 無しのつぶてであった。 

カウンター・ナラティブを作れ!
 メンバーからスピーチの準備を始めるべきだ、
との声があがった。
「山岡さんの頭の中には構想ができあがっているんじゃないですか?」。
私は答えた。
「スピーチには絶対の自信がある。
しかし、このまま、相手が準備する戦場に出向いて
戦うのは賢くありません。スピーチを 聞いてから
意思を決める議員はいないでしょう。
決戦のポイントをずっと前に設定すべきです。
まんまとその場で可決されたらそれで終わりではない、
その後に 新たな次元の戦いが継続されることを
市と市議会にしっかり認識させてから投票させるのです」。
それはすなわち、カウンター・ナラティブ
(Counter  Narrative)を再構築するということだ。
こちらがコミュニティの融和の大切さを訴えたのに対し、
相手は、慰安婦問題を
「家庭内暴力を含むすべての女性人権問題」に
すり替える作戦に出て来た。
それならば、こちらはさらに一歩踏み込んだ
ナラティブ(物語)を用意して、相手の矛盾を露呈させるまでである。
構想はあるが、決定的な証拠が欲しい。

 そんなある日。
元一部上場企業の海外事業統括だった江川事務局長は
朝の3時半に突然目が覚め、
何かに突き動かされ たかのようにコンピュータに向かい、
シドニー韓人会のサイトをくまなくチェックしはじめた。
これまで注視していなかった、ハングルで書かれた投稿記事を
片っ端からGoogleで翻訳し、私に送り続けた。
私は重要な箇所を韓国研究者に頼んで丹念に翻訳した。
それらから反日団体リーダーの本音が、
ものの見事に浮き出てきた。そのひとつを紹介しよう。
「日本人たちも住んでいるこのストラスフィールドで、
決して再び日本人に負けはしない。
我々は、反省しない彼らを、 軍国主義の復活を夢見る
安倍晋三の日本人たちを撃破して、女性の人権を蹂躙する
獣じみた歴史を終結させるだろう。
20万人の元慰安婦の涙を拭いてあげよ う、
そして、外国に支配され続けた、
惨めで悲しい朝鮮半島の歴史に終止符を打つ」

 もはや、日本の政権批判を飛び越えて、
慰安婦像に反対する日系の地元住民までも
「軍国主義復活を夢見る反省しない敵」として、「撃破」を叫んでいる。
ここに彼らの真の動機とメンタリティーが露わになっている
さらになんと、反日団体による駅前キャンペーン開始当日に 
バカリ市長が、慰安婦像推進のパンフレットを掲げた反日団体代表と、
日本食レストランで歓談している写真まで掲載されている
バカリ市長は我々からのメー ルにも手紙にも、
一回も回答しなかったが、陰でこんなことをしていたのだ。
バカリ市長のこのような一連の行為は、
市議に対して適用される行動規定 (Code of Conduct)に
抵触する可能性がある。
そして、反日団体リーダーのネットへの投稿は、
法律で禁じられている他民族への誹謗中傷に該当する。
 もし、市がこれらの事実を知りながら慰安婦像設置を許可すれば、
その瞬間に市はこれらの行為を容認したことになり、
自ら加害者に転ずるのだ。
市への最後通牒の作成は江川事務局長と法曹界に人脈がある
Rikaさんに託した。急いだのは、市に考える時間を与えるためだ。
素晴らしく迅速な仕事だった。
矢は深く静かに放たれた。
それを見届けて、私は全メンバーに通告した。
「さあ、スピーチの準備をしましょう!」

市の責任回避
 市の行政サイドの反応は想像以上に早かった。
ほんの数日後に、Recommendationという形で
市の認識を大々的に発表した。
市のウェブサイトに掲載された他、地元紙の一面も飾り、
最終面にはわざわざ日本語と韓国語の翻訳まで載せる徹底ぶりだ。
慰安婦像が、い かに市のモニュメントポリシーに反しているか、
16項目に及んで詳述し、市民のアンケートでも、
33%しか賛成していないと書いてある(33%は多すぎる 印象だ。
誘導尋問の影響だろうか? 
全く解説がないのも不自然だ)。
したがって、市の行政サイドは、市議会に対し、
これ以上慰安婦像について
審議しないこ とを推奨するという結論になっている。
最後の最後に、市は身をひるがえした。慰安婦像が可決されて、
法律に抵触する事態となっても、
自分たちは一切責任を負わないと高らかに宣言したのだ。
この状態で市議が慰安婦像に賛成票を投ずることは
政治的自殺行為に等しい。
勝負はあった。結局のところ、
人を動かすのは 正義や理念ではなく、保身だということだ。
慰安婦像が市のポリシーに反することなど、
最初からわかっていたではないか。
江川事務局長が言った。
「これでも 彼ら(反日団体)はやってくるでしょうか?」。
私は答えた。
「必ずやってきますよ。何事もなかったかのようにね」。
事実、会場は当日、日系人約100人、 中韓他約200人で満杯となる。
 市は結局、4対4のスピーチ合戦になることを通告して来た。
スピーチ希望者は当日の朝、公開抽選で選ばれるという。
昨年と違って時間的余裕があるので、
我々は様々な角度から4つのスピーチを用意し、
スピーカーを登録した
。しかし、最後までドラマが残されていた。

 8月11日の朝9時半、江川事務局長から電話が入った。
「今抽選が終わりました。
AJCNからひとりしか入りませんでした。
後の3人は外部の人たちです!」。
なんと、慰安婦像反対派は、我々以外にも4人が応募していたのだ。
対して中韓側は4人のみの応募で、そのまま 決まったという。
唯一AJCNから選ばれたのは、
一番重要な地元オージーのダレンだったから、これは良かった。
しかし、後の3人が外部からの応募とは驚いた。
ブライアンという欧米人男性は、事前に
独自に応募してもいいかとの問い合わせがあったので、
想定内ではあった。
もうひとりの日本人女性は完全に想定外だったが、
幸い、連絡が付いた。
正義感から応募したが、まだ原稿は用意していないという。
残る一人は謎の白人男性だったが、
こちらも地元オージーのネット ワークですぐに確認できた。
なんと、ストラスフィールドに何十年も住む長老で、父親は元市長。
敬虔なクリスチャンで、慰安婦像に心から反対しているとい う。
天佑神助とでも言うべき援軍だ。
 相手側のスピーカーについても即座に調査した。
案の定、ユダヤ人のホロコースト研究者と
ギリシャ人のジェノサイド研究者が入っている。
慰安婦問題をホロコーストやジェノサイドに結び付けようという
魂胆が見え見えだ。
後の二人は、中国人と韓国人団体の代表らしい。

 私は車を走らせてブライアンに会いに行った。
彼のスピーチで、慰安婦問題はホロコーストとは
全く類似性がないことを強調してくれるように頼むためだ。
彼は笑顔で快諾してくれた。

運命の特別会
 午後6時30分、市議会特別会が始まった。
ブライアンは偶然にも、第一スピーカーに選ばれ、
多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝の話を紹介し、
次のホロコースト研究者のスピーチを大幅に無効化した。

 二番手のダレンは地元の父親として、
全ての移民は豪州の価値観を受け入れ、
自国のいざこざを持ち込むべきではないと主張し、
反日団体は地元の中国人コミュニティを代表していない、
という中国系住民の声を紹介した。

 中韓側のジェノサイド研究者の大学講師は、
「慰安婦は売春婦ではなく、奴隷だった。河野洋平が認めた。
イスラム国は少女に売春を強要しているので、
慰安婦像はその象徴にもなる」と主張したが、
ストラスフィールドに建てる必然性は説明できなかった

 反対派のストラスフィールドの長老、ジェフ・ボイス氏は、
高齢ながら、絞り出すような声で毅然と言い放った。
「ここはオーストラリアだ。
中国や韓国やアメリカの支店ではないのだ。
みな、オーストラリア人なのだ」。名スピーチだ。
 中国系代表の男性は、
中華系ビジネス団体を代表する名士のようだが、
戦争に関する男性の銅像はあるから、女性の銅像も作ろう、
という主張は全く新味のないものであった。

 反対派のアンカーは想定外の日本人女性となった。
彼女には、私が自分用に用意した原稿を託していた。
私はあえて、この問題は、中国が日米、日豪関係を分断するため、
韓国の反日感情を利用して仕掛けている情報戦の一環であり、
慰安婦像を建てることは
豪州の安全保障に係わるという主張を入れておいた。
彼女は英語が堪能で、堂々としたスピーチをしてくれた。
おかげで翌日の新聞にはこの問題で初めて安全保障の観点が記載された

 そして韓国の最終兵器は、
20代前半と思しき容姿端麗な女性だった。
ミニスカートに高さ10センチ以上ありそうな ハイヒール。
スピーカー席に着くなり、足を組んで、ペンで市議たちを指すようにしながら、
強い韓国語アクセントで話し始めた。
「私みたいな、若い娘が強姦されて殺されたりしちゃったのよね…わかる? 
だから慰安婦像を建てたほうがいいのよ」。
韓国側は、
彼女を映画「氷の微笑」のシャロン・ストーンに見立て たのだろうか?

 韓国系のサン・オク議員は、
自ら利害関係者であると宣言して退場し、
市長を含めた6人の全員一致で慰安婦像設置は否決された。
バカリ市長は、何事も無かったかのように、淡々と否決に賛成した。
会場に、反日団体のリーダーの姿は無かった。
貫いた「非敵対的合理主義」
 16カ月に亘る長期戦を経て、当然すぎる帰結にたどり着いた。
我々は、AJCNという、日豪混成チームを作り、
中韓反日団体対全ての住民という構図を作り、
コミュニティのために戦い、コミュニティのために勝利した。
地元オージーから元駐在員まで、
見知らぬ同士だった様々な人々が最後まで一致団結して戦えたのは、
相手がどんなに横暴で卑劣であろうとも、品格を保ち、理知的に行動し、
コミュニティの平和と融和、そして、 母親と子供たちを守るために戦うという
設立理念(非敵対的合理主義)を堅持したからだ。
この理念に共感する人しか参加して来なかったので
分裂することもなかった。
また、対照的に反日団体の暴力性を浮き立たせることに繋がり、
良識ある市議会議員や一般市民の支持を得ることに成功した。
我々は反日団体を論破し ようとなどせず、
良識の輪を広げることに注力していたのだ。

 その一方で我々は、
決して相手の土俵に上がって戦うことはしなかった。
常にカウンター・ナラティブを創り出し、
相手のオウンゴールを誘発した。
非敵対的で紳士的であることは弱さを意味しない。
逆に、アグレッションは強さを意味しない。
相手のアグレッションをそのまま利用して投げ返す、
合理性と戦略性こそが強さの源泉となる。
目的は慰安婦像を建たせないこと、その一点に集中し、
多元的な論点を繰り出して、
歴史認識論だけで防戦することはしなかった(防衛二元論)。
実の所、私が最も労力を注いだのは、論争ではなく、
適材適所で多様な人材を適宜活用する組織運営だった。 
AJCNの活動を補完するように外部の人材や団体からも協力を得た。
慰安婦像設置案が全会一致で否決された夜、
韓国系のサン・オク議員がメディアのインタ ビューに答えて言った。
「中韓の協業は素晴らしかったが、日本の組織的妨害に屈した」。
我々に強力な組織も資金もありはしない。
あるのは良識の輪と、各人 が戦略に沿って
長所と才能をフルに発揮する緩やかなネットワークだけだ。 

日本人へのWake up call
 これは民主主義の勝利だろうか? 
民主主義とは、自らの権利を守るために、
戦う手段を提供するシステムのことだと学んだ。
自存自衛の決意無き正義など、フェンスの無い花畑のごとく、
踏み荒らされてしまう宿命なのだと痛感した。
相手の善意に自らの安全を託していたら、 
命がいくつあっても足りはしない。それが国際社会の現実なのだ。

 8月16日日曜日、これまで反日記事が多かった有力紙
「シドニーモーニングヘラルド」に、慰安婦像が全会一致で否決されたこと、
中韓反日団体が如何に暴力的だったか、が強調された記事が載った。
潮目は変わった。やればできる。
我々がシドニーモデルともいうべき手法で 勝利したという報告は、
南半球から全ての日本人に送るWake up callである。
この場を借りて、ご支援頂いた全ての方々に厚く御礼申し上げる。
   ×   ×   ×
 山岡鉄秀氏 Australia-Japan Community Network
(AJCN、旧JCN)代表。 ストラスフィールド市における
中韓反日団体による慰安婦像設置推進運動に遭遇、
地元の母親を率いてAJCNを結成。
地域社会融和の大切さを訴えて市議会に 設置可決を見送らせた。
※この記事は月刊正論10月号から転載しました。ご購入はこちらから。

Australia-Japan Community Network (AJCN)
2015年8月17日月曜日
AJCN山岡鉄秀代表からのメッセージ
2014年4月1日の公聴会で、前日夜に会ったばかりの見知らぬ同士が
スピーチ合戦を制し、慰安婦像設置を先送りとしてから、
去る8月11日に全会一致で 設置案が否決されるまで、
実に16か月を費やす結果となりました。
翌日の地元紙には「民主主義の勝利」と否決を支持する見出しが躍りました。
我々の主張が 全面的に受け入れられた証左です。・・・一部抜粋

2015.8.11 20:27更新 【歴史戦
慰安婦像設置案を全会一致で否決
シドニー郊外の市議会で豪州初の判断
「反日運動で地域分断」懸念も
【シドニー=吉村英輝】
オーストラリア最大都市シドニー郊外のストラスフィールド市で、
韓国系と中国系市民らが公共の場に「慰安婦像」を設置するよう
嘆願していた問題で、同市は11日、特別議会を開き、
全会一致で設置を認めないことを決めた。
中韓系市民らは「旧日本軍が少女らに売春を強要していた」 と主張し、
豪州内で慰安婦像を10カ所設置するなどと表明してきたが、
自治体による初の判断が示され、今後、実現は困難になった。
 特別議会で、ある女性市議は「慰安婦は私たちの問題ではない」と指摘。
市長も、事務局から今月、戦争の英雄などを顕彰する
市の記念碑設置基準の「どれにも該当し ない」と見送り勧告を受けたとし、
市長を含む市議6人全員が設置に反対した。
設置を唱えていた韓国系市議は、関係者という理由で冒頭で退席した。
 この日の採決に先立つ公聴会では、
一般の賛成派と反対の市民各4人が意見を表明。
嘆願運動を行った中国人男性は
「20万人の女性が旧日本軍の犠牲になった」と述べ、
人権意識向上のため設置を要求した。
 一方、同市に住むオーストラリア人男性は、
賛成派団体が市役所前で日本語で
「安倍は日本の恥だ」などと書かれたプラカードを掲げていたことを明らかにし
慰安婦像設置の本質は反日運動で、地域社会の分断につながる」と訴えた。
 今回の問題で同市議会は昨年4月、
判断を連邦や州政府に委ねると決議したが差し戻されていた。 

豪州:慰安婦像の設置認めず ストラスフィールド市議会
毎日新聞
 2015年08月11日 18時25分 最終更新 08月11日 20時19分
オーストラリア・シドニー近郊のストラスフィールド市議会は11日、
韓国系団体などが求めていた旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する
少女像の設置の是非を判断する特別議会を開き、
設置を認めないことを全会一致で決めた。
賛成、反対両派から意見を聞いた上で、
利害関係がある韓国系市議を除く市議6人が投票する見通し。
設置反対運動を展開するシドニーの日系団体によると、
少なくとも市議3人が反対の立場という。
 市には像の設置をめぐる指針があり、オーストラリアの歴史に
関わることなどの基準を定めている。
市が6月に実施した世論調査では、回答者605人のうち、
何らかの形で設置に賛成したのは33%にとどまり、
市は「指針にもそぐわない」として設置を認めないよう議会に提言した。(共同)

2015年8月11日火曜日 Michael Yon JP
オーストラリア — ストラスフィールドの慰安婦像の可否について
投票がまもなく、二時間以内にはじまる。
最近、この件でストラスフィールドに行って、
今夜の投票についていろいろな人と話し合ってきた。
慰安婦像を建てることは認められないだろうと思うが、

現地時間の19時30分(シドニー時間、ストラスフィールド)まではわからない。
今日、市当局のある人物と話したが、彼が言うには

地域にコミュニティーは像を建てることについて大反対らしい
韓国人と中国人の小さなグループがこの地域で日本への
嫌悪感を巻き起こそうと企んでいることに気がついたようだ
この平和で人種も入り交じった町を守りたいのだ
(ストラスフィールドでは、多くの韓国人と中国人も像を建てることを望んでいない

今日話した市のメンバーも、この企てが

日本、米国、オーストラリア、その他の国々の同盟関係を
断ち切ろうとする輩による情報戦の一部であることに気がついた。
もう一度言う。

私の予測では像は許されないとおもうが、
19時30分まで待たなければならない。今から90分後だ。
1
韓中連帯、豪州慰安婦像計画で戦略決定「市に圧力かけ勝利を勝ち取る」 
2015/07/13 12:14  続・慰安婦騒動を考える

オーストラリア慰安婦像計画が挫折したのは、推進側(韓中連帯)が、
あまりにも露骨に反日を表に出したのが原因の一つではないかと思われるが、
その点も考慮して市に再アタックをかけている
前の失敗から教訓を得たのか、彼らが掲げる垂れ幕には、
「戦時や平時の女性に対する暴力を止めよう」と大書され、
慰安婦問題はオマケのように下に小さく書かれているだけ。
日本叩きを隠すと同時に、女性団体や
反戦団体などの賛同を得やすくしているのだろう。
今月の3日、推進派は戦略会議を持ち活動方針を決定した。
彼らは、具体的には、地元のお祭り(スプリング・フェスティバル)にブースを出す他、
オーストラリアのABC放送などに企画を持ち込み味方につけようと考えている。

ストラスフィールド市では、8月11日に特別市議会を開き

この問題に決着をつける気でいるようだが
(市が特別市議会の開催を決定したのは、推進派が会議を開いた数日後。
よって彼らは市の決定を知らない)、火が完全に鎮火するかどうかは分らない。
別の自治体を標的に慰 安婦像の設置を試みる可能性もある。

AJCN(オーストラリア-ジャパン・コミュニティネットワーク)では、

8月11日の特別市議会に参じてくれる人を募っている。詳しくは、ココ
連帯のウェブサイト「過去を忘れる国に未来はない」

慰安婦少女像建立闘争 「韓中連帯戦略会議」持ち
韓中連帯慰安婦少女像建設委員会(ソン・ソクチュン代表)は

3日(金曜日)ストラスフィールドの韓国カフェで韓中連帯戦略会議を持った。

この日の会議の内容を見れば

「継続的に請願を受けつける(?)。 
ストラスフィールド市役所にストラ広場(?)での(?)
慰安婦少女像建立キャンペーンの許可を要請する。 
慰安婦少女像建立委員会サイトwww.kaca.com.auを利用して
インターネット署名を受けつける。 
9月3日コンコード(ストラスフィールドに隣接する地区)で
韓中連帯解放70周年記念行事を執り行う。 
9月6日ストラスフィールド公園で開かれるスプリング・フェスティバル
ブースを設け少女像建立キャンペーンを展開し、オーストラリア人から署名を受ける。 
10月頃にキャンペーンを終了し、ABC放送をはじめとしたメディアを動員して
ストラスフィールド市役所に請願を渡してストラスフィールド市役所に
少女像建立を決断するように圧力をかける。 
全力でもって反省しない安倍日本政府相手に(?)最終的な勝利を勝ち取る」
などの内容で、これらを実行することを決定した。

この席でソン会長は「海外同胞らとオーストラリア人の協力に感謝を伝える。 

特にオーストラリア人は韓中連帯慰安婦少女像建設委員会のキャンペーンが
とても立派だと言った(?)」として、少女像建立を必ず成功させると明かした。
オーストラリア国民ヘラルド 2015.7.9[2]
豪州ストラスフィールド慰安婦像問題、8月11日(火)最終決着へ 
2015/07/12 17:00   続・慰安婦騒動を考える
 
AJCN(オーストラリア-ジャパン・コミュニティネットワーク)の江川さんから、
コメントを頂いたので、紹介。
ストラスフィールド市慰安婦像問題 8月11日(火)に決着!

豪州の慰安婦像設置計画に反対の方々、

この日にストラスフィールド市のタウン・ホールに集合し、
行動で反対の意思表示を!6時半前までに現地集合してください。
住所は65 Homebush Road, Strathfield ストラスフィールド駅から徒歩10分。
声を掛け合ってなるべく多くの方々の参加していただきたいと思います。
AJCNメンバーも多数参加します。(AJCNマークが目標)
問い合わせはAJCN事務局江川まで。 jcnaus@googlegroups.com

7月7日の市議会にて、8月11日(火) 6:30 PMから、

ストラスフィールド市のタウン・ホールで、1年以上棚上げにされてきた
慰安婦像設置の議案についての最終討論と議決を取るための
特別市議会(Extraordinary Meeting)が開かれることが決まりました。
再度、像設置賛成派、反対派双方から複数のスピーカーが
スピーチする方式が取られる可能性があります。
多数の反対派の応援が必要です。

AJCNは、昨年5月から6月にかけての設置反対署名集め、

反対の陳情書提出、豪州連邦政府、州政府への働きかけを続けてきました。
もちろん各市議会議員とも、地元のAJCNメンバー、
協力者たちが途切れなくコミュニケートしてきました。

最近、ストラスフィールド市では、市民の意見を聴取するため、

調査会社Micromexを使い、電話によるアットランダムのサーベイを実施し、
現在同社はレポートのまとめに入っています。
このサーベイでは、驚くことに、電話を受けた市民に対する
慰安婦(Comfort Women )の説明として、
20万人から36万人の女性が第2次大戦中に日本軍によって
売春を強いられたと伝えていたことがわかりました。
(今では世界中の歴史学者もこの数字を使うのをやめています。
朝日新聞が謝罪して訂正したように、事実に基づかない数字だからです。)

このストーリーは市のスタッフからサーベイ会社のスタッフに

事実として伝えられたとのことです。
その上で、
「中国人と韓国人コミュニティが慰安婦像を設置したいと望んでいるが、賛成か」、
と聞き、反対と答えると、なぜか?と質問されます。
早速AJCNから市に対し、この説明はサーベイの結果を設置賛成に
誘導するバイアスがかかったもので、差別的であるとのクレームを出しました。
事実、学会でも使われなくなった20万人という数字に加え、
36万人という、聞きなれない数字まで飛び出したことに、
強い差別を感じざるを得ません

7月7日の市議会では、設置反対派の市議が、

既にコミュニティは分断され始めている、無駄に時間を浪費すべきではない、
早く決着をつけるべしと言って具体的な期日を指定し、
これに6名の市議全員が賛成しました。
慰安婦像設置の建議を昨年提出した韓国系市議のSang Ok 氏は、
利害関係者とされ、慰安婦像問題の討議、議決の間、退出を命じられました。
8月11日は、今回の市議会、昨年の4月1日の公聴会同様、
Sang Ok市議を除いた6人の市議の間で決議がなされるはずです。
絶対反対の市議は3名。
市長を含めた残り3名:自由党2名、無所属1名は判断を明らかにしていません。
ちなみに、労働党が反対、
自由党が中韓に同情的である事実は注目に値するでしょう

ストラスフィールド市スタッフの情報ではストラスフィールド市に住んでいる中国人、

韓国人、特に若い人たちは像設置に否定的で、民族間の摩擦を引き起こし、
コミュニティを分断する外交問題をオーストラリアの1都市に持ち込むことに
反対しているとのことです。
世界中で問題になっている韓国人売春婦問題に関連し、
ストラスフィールド市に注目が集まることは、韓国系移民にとって
マイナスに作用するとの判断もあるようです。

ストラスフィールド市議会が、票の脅しに屈し、

自らのモニュメントポリシーを破ってまで、中韓反日団体の
政治的プロパガンダを受け入れることはして欲しくないし、
させてはなりません。
(市のモニュメントポリシーは明確に、
市に直接関係の無いモニュメントの設置を禁じています)

意見を人前では言わないとみなされている日本人も、

ここ一番、行動で反対の意思を示そうではありませんか。
そして、平和で融和的なコミュニティを取り戻しましょう!

オーストラリア:ストラスフィールドにて慰安婦像の災難が明らかに
By Jp Michael Yon, michaelyonjp.blogspot.jp
Friday, July 3, 2015  3:45 PM
なぜ私がオーストラリアに来たのか、その理由はストラスフィールドにおいて
慰安婦像を建立しようとする提案を調べるためとしか言ってなかった。

この提案は韓国人--中国人のグループによってなされた。

彼らはカナダ、アメリカ(グレンデール、フラトン、ユニオンシティ)、
ドイツ、韓国、日本、中国、その他の国で次々とトラブルを引き起こしている。

韓国人と中国人らは、それらの慰安婦博物館や慰安婦像建立の提案を

草の根市民運動のように見せかけようとしている。
ストラスフィールドの例のように。
実際はこうだ、これは韓国と中国によってお膳立てされたものだ
ストラスフィールドの中国人--韓国人の人口は全体のおよそ20%だ、
しかし中国人の多くは二世、三世で、彼らはまったくのオーストラリア人であり、
慰安婦像なんて望んでもいない、市の職員が匿名を条件に教えてくれた。

彼が言うには多くの韓国人もまた像を望んでいないそうだ、

なぜなら、それは彼ら自身の共同体と売春を含めた違法行為に注目を集めるからだ。

議会に来た慰安婦像の申し立て人は、実際はよそ者の韓国人と中国人だった。

(沖縄の米軍基地への抗議活動や他の地での慰安婦像活動と同じ手口だ。)

ストラスフィールドのリベラル主義の市長、グリアン・バァッカーリ氏(Guilan Vaccari)は

韓国--中国の魔法にかかったようで慰安婦像建立に乗り気である。

もちろん何人かのメンバーは慰安婦像に反対している、

例えば労働局参事のラジ・ダッタ氏(Raj Datta)だ。
彼とは数日前の庁舎でのプライベートミーティングで会った。
参事のダッタ氏は市はガンジーの像すら建てさせないだろうにと言っていた。

この難局を打開するためストラスフィールドの市議会は

キャンベラの連邦政府にこの件を持ち込んだが、しかしそれは
小さな都市にすぎないストラスフィールドに押し戻された。

実際、これは連邦の案件だ。慰安婦像はストラスフィールドと何の関係も無い。

 — これは我々と日本との同盟および日本国憲法第九条に狙いを定めた
戦略的情報作戦だ。

次に市議会は奇妙な行動に出た。

地域の住民たちに電話インタビューをするために税金を使って
マイクロメックス(Micromex)という会社を雇ったのだ。
住民達が慰安婦像を望んでいるのかどうか調べるために。

このアプローチは多くの問題を含んでいる。

例えば賢明な選択をするための十分な情報を持っているのは
1000人のうち1人以下だろう。

それ以上に、そして気がかりなことに、

マイクロメックスからの質問を見たのだが
(それは入手が難しかった)、それは韓国-中国側の偏見に基づいていて
誤った誘導的な情報を含んでいた。

アンケート調査は今週終わる。

マイクロメックスも市も私に結果を教えない。
今日、金曜日、市議会は、結果を受けて
7月7日の月例会議に議題としてあげるかどうか決める

残念なことに私も会議を見ることはできない;

実はあるミーティングに参加するため東京に戻らねばならない。
もしも慰安婦像の議題が会議にあがるとすれば、それは今日の午後、
ストラスフィールドのウエブサイトの行事予定表に掲載されるだろう。
次々とやってくる。これはまるで情報発見の旅だ。
Michael Yon


オーストラリア - 日本: 慰安婦(アップデート) 
Monday, June 29, 2015 5:40 PM JP Michael Yon Michael Yon JP
今、シドニーにいる。
シドニーとストラスフィールドで慰安婦についての仕事をしている。
韓国人と中国人(中華人民共和国からの)は彼らの憎しみを米国、

ドイツ、カナダ、オーストラリアなどの他の国に輸出しようとしている。
彼らは日本を潰そうとしている。中国はこの瞬間も戦艦と島を作っている。
この旅で20人ほどの人々と会った。
ほかにも会議は予定されている。
話をしたのは、政府関係者、ストラスフィールドの市民、
日本人、及び現地でオーストラリア人となって住んでいる日本人、
ジャーナリスト、その他である。
スケジュールがつまっているので米国を思い起こさせる

この美しい都市シドニーをゆっくり見学する時間も無い。
この地は国際都市だ ― 数百の人種がいるに違いない、
そのことがこの都市を非常に興味深くさせている。 

この街を運営する上でオーストラリア人は良い仕事をしている 

― すばらしく正常に動く状態にある。
我々が人類共通の利益のために宇宙空間でやっていることよりも
もっと多くの資本を投下しているように見える。
しかしもし も私がそれらの通りの写真を何枚か撮って
「これはアメリカだ」と言ってもアメリカ人にとっては、
それが違う国だと気がつくことは難しいだろう。
シドニーはカリフォルニアを私に思い起こさせる。

慰安婦について話を戻す:悲しい話の歪曲がある。

ある日本人たちはグランデールのようなところに慰安婦像を建立することで
我々に裏切られたと感じて日本に帰っていったり、
これから日本に帰ろうと考えているらしい。
何日か前、二人の日本人男性と四人の日本人女性と夕食をともにした。

皆、何年もオーストラリアに住んでいる。
ある夫婦は35年もここに住んでいて、
オーストラリアとそこの人々が好きであると言った。
そのなかでもある一人の婦人は非常に気を動転させていた。

日本人があからさまに気を動転させる場面はあまり見たことが無い。
彼女の気持ちは裏切られた思いと怒りが入り交じったものだったのだろう。
彼女はとても感情を害しているようだった。

もしもストラスフィールドに慰安婦像が建立されるならば
全てを売り払って永遠に日本に帰国すると。
しかしここがホームなので彼女は本当はオーストラリアにいたいと願っている。
テーブルにいた他の女性は日本人の友人の女性について話してくれた。

友人はグレンデールの近くに35年ほど住 んでいて、
米国市民権を持ち、USAを愛していた。
しかしその友人もまたグレンデールの像によって
非常に裏切られた思いを感じ、
市民権を放棄し、全てを売 り払って日本に帰っていった。 

とても悲しい話だ。その夜、そのことについて何時間の考えてみたが、

未だに脳裏を離れない。
私は彼女に、その人(カリフォルニアから日本に帰ってしまった婦人)
の連絡先を尋ね、その人に紹介してもらった。
実際に何が起こったのか明らかにしようとおもう。
昨日、私はオーストラリアに住む南アフリカ人

(彼もここでのくらしが気に入っている)と、
ストラスフィールドに住むオーストラリア人と4時間ほど話をした。
両者とも像の危険性とストラスフィールドに持ち込まれる
危険性について理解していた。
ストラスフィールドに住むオーストラリア人は、アルメニア人たちは

トルコでのアルメニア人虐殺論争のいかんに関わらず、
二つも像を建てたと言った。
それは殺しの脅しや警察の介入といった多くのトラブルを生み出しと
オーストラリア人は言った。
目をさませ!

我々はアメリカがアルメニア人とトルコ人達の戦地となることを望んではいない。

 ― 打ち合いや爆弾を連想するのはたやすい。
ストラスフィールドの住人達は同じようなトラブルが
密かに準備されていることに気がついてきた。
我々は、米国とオーストラリアにおける公共の建物には、

そのような暴力を煽動する像など要らない!
韓国人たちとアルメニア人たちは、
戦場を韓国とアルメニアに持ち帰って我々をほっといてくれ。
韓国人にとってはこれは既にバックファイヤとなって

自らに降りかかっている ― かれらがが日本に対して非難をするということは、
彼らによる自身の国民に対すしての、あるいはベトナムのような
他の場所でのおびただしい数の戦争犯罪を思い起こさせるし、
今日でも売春婦ビジネスが韓国のGFPの4%を占めることを思い起こす。
売春婦は韓国では巨大ビジネスだ。

 ― 売春婦は韓国の巨大輸出産業でもある。
韓国のフラットスクリーンテレビが売春婦付きで売られていないこと不思議だ。
韓国では、かなり年配の売春婦も通りで商売をしている(隠すことはできない)。

そのうえまだ彼らの慰安婦像を世界中に建立しようとしている。
韓国は中国の操り人形だ。北京の道具で犬だ。

北京は韓国を働く犬として使い、日本を攻撃するように訓練した。
もしも北京が「座れ!」といえば韓国は座る。
北京が日本を指させば韓国は日本を攻撃する。
韓国の大統領、Parkはとんでもなく偽善者としての才能にあふれている。

彼女は韓国という売春宿を管理しつつ、
第二次大戦について哀れっぽく泣いて大嘘をつく 
― 彼女の父 ― 昔の韓国大統領でもあった ― は、
日本軍の将校でもあった。
慰安婦についての最も悲しい点は、

それらの像が我々の日本人に対する裏切りと思われてしまうことだ。
オーストラリア人も同じことになろうとしている。
しかし実際には大多数のアメリカ人は慰安婦についてなにも知らないし、
大多数のオーストラリア人もあまり知らないことは明らかだ。
これは中国によって推進されている戦略的パワープレイだ。

中国による巨大な情報戦を一つ一つ調べていくとき、
像はそこにでてくる小さな部品の一つだ。
それらの慰安婦像に関わった同じ人物が、数ヶ月前、

韓国の我々の大使を殺害しようとした。
同じ男は日本の大使をも襲っている。ソウルの日本大使館に
面したところにある慰安婦像の横で彼が祝っているのを見ることができる。
彼は韓国の共産主義者だ。
情報戦争を仕掛ける野獣の他の武器は沖縄駐留米軍への反対行動だ。

彼らは目的を達するために環境保護グループを装っている。
彼らもまた北京から放たれた同じモンスターの一部だ。
重要:関連した事項 ― 直接的に ― ハワイの我々に対して

問題をかき立てようとしている。北京は我々と戦争している。  
北京は太平洋と南シナ海、それ以上を自国領土にしたいのだ。
それらは人権とは何の関係も無い。

彼らは単に戦略的にお先棒をかついでいる。
中国はストラスフィールドをものにしようとしている。
それは心の痛みしかもたらさない。
私はオーストラリアに来た、中国の情報戦略を止めることを助けるために。

すぐに台湾、カリフォルニア、カナダ、その他に飛ぶ。
我々は我々の同盟者にいろいろな情報を与えなければいけない。

そのうえで彼ら自身の決断ができるし、その地の状況を教えてもらうこともできる。

シドニー 
JP Michael Yon Michael Yon JP

新市長味方に再び豪州で慰安婦像運動
2015/05/14 22:41 続・慰安婦騒動を考える
a-アルメニア系, su-ストラスフィールド

ストラスフィールド(オーストラリア)の慰安婦像、
いわゆる「三姉妹像」設置計画は完全に潰えたわけではない。
推進者側によれば、アメリカのグレンデール市同様 
アルメニア系を味方に引き込むことに成功したらしい。
そして、現市長も像に賛成しているという。
オーストラリア・ジャパン・コミュニティネットワーク
(AJCN)のSumiyo Egawa氏からも市議会が(民間の?)
調査会社に世論調査を依頼したと教えて頂いた
コミュニティネットワークによれば、昨年の9月に新たに就任した
バカリ市長に推進側が圧力をかけたことにより
膠着状態にあった像の設置計画が動き始めたという。
実はこの「バカリ市長が目指す双方にとって良い着地点」というのは、
同じく膠着状態に陥っているカナダ(バーナビー市)の慰安婦像計画も同様で、
あちらも妥協案の模索が続けられていると現地の方から教えて頂いている。
これからは、(反日でなく)人権問題を隠れ蓑とした作戦で
各地の慰安婦モニュメント推進派の巻き返しが本格化するだろう。
フォートリーもその一つか。

反対運動も、より高度化が必要になりそうである。
ストラスフィールド慰安婦少女像建立の為の大々的広報活動
ソン・ソクチュン韓国人会会長「少女像建立闘争最終段階に」

ソン・ソクチュン シドニー韓国人会会長が、

慰安婦少女像の設置広報キャンペーンを7週間大々的に実施する予定だとし、
少女像の設置に対する強い意志を表明した。

8日と13日ストラスフィールドで慰安婦少女像の設置に関連した

団体ミーティングを開催したソン会長は、「慰安婦少女像建立闘争が
最終段階に入り、重要な時期をむかえた」として
「少女像設置運動を最終的に成功に導くために全力を尽くそう」と強調した。

ソン会長は慰安婦少女像をストラスフィールドに設置する目標を

達成するためにストラスフィールド市長に少女像設置支持Eメールを送る運動を
展開し、広報パンフレットと請願書を準備して韓中連帯と共に
ストラスフィールド広場で7週間大々的広報活動を行うと明らかにした。

ソン会長は慰安婦少女像建立は、中国人団体やギリシャ、アルメニアなどの

様々な少数民族団体の支持を受けているとし、
多くの象徴的意味を持つことになる慰安婦少女像建立に
海外同胞の積極的な支持と参加を訴えた。

ソン会長は「ストラスフィールド市長が日本政府の強力なロビーに萎縮したが、

Og-sangdu市会議員をはじめとする様々な市会議員の支持と助けで
少女像建設議題を守った」として
「ストラスフィールドのジュリアン・バカリ市長もオーストラリアの
女性人権問題と結び付けて慰安婦少女像建立を支持する立場だ」と明らかにした。

ソン会長は地域メディアへの寄稿を通じ慰安婦少女像設置に対する

支持世論を広めるとし、ストラスフィールド市議会で慰安婦少女像の案件が
通過し最終的に実を結ぶよう、海外同胞が力を結集することを要請した。
オーストラリア東亜日報 2015.5.14[2]


1.ストラスフィールド市慰安婦像設置問題、

事態は膠着状態から流動し始めた。
・・・膠着状態は11月まで続きましたが、

12月はじめに韓人会会長が業を煮やして、
慰安婦像設置再推進をぶちあげ、9月に新たに市長に就任した
ジュリアン・バカリ市長に早く具体化するよう
圧力をかけはじめたことにより破れ始めました。
ちなみにバカリ市長は慰安婦像設置を言い出した
韓国系サン・オク議員(元副市長)と同じ保守系のLiberal所属。
どちらかといえば、中韓に同情的で、
中間的な解決策を模索すると公言しています。

Liberal 3名、Labor 2名、無所属(Independent)2名の構成で、

市長がキャスティングボートを持つため、我々反対派にとっては
票数では不利な状況になっています。
Liberalでも連邦政府レベルは日豪との友好を優先、
ストラスフィールド市レベルは中韓の政治力に配慮せざるを得ないということで、
慰安婦像問題についてはねじれた関係になっています。
(トニー・アボット首相は昨年5月訪日時、朝日新聞のインタビューの中で
慰安婦は過去の問題と切り捨てています。) AJCN(一部) 2015.3.20[2]

豪州の慰安婦像はこうやって阻止した
『月刊正論』 2015年2月号  iRONNA
山岡鉄秀(JCN代表)
 私は韓国人が目を丸くして驚嘆している光景を何度か見たことがある。
予想しない事態に遭遇して、心底驚いた、という顔だ。
 それは、彼らが日本人に堂々と反論された時だ。
 日本人は反論しない、歴史問題で責めれば黙って下を向く――。
韓国人や中国人はそう思い込んでいる。
だから日本人が冷静に、論理的に反論してきたら、
それは驚天動地の事態なのだ。
慰安婦像設置阻止へ日米豪混成チームを結成
 アメリカ各地で、韓国系団体などの働きかけにより
慰安婦像が建立されているが、その動きがオーストラリアにも飛び火している。

 2014年4月1日、シドニー郊外のストラスフィールド市議会において
慰安婦像設置に関する公聴会が開催された。
私が公聴会開催の動きを知ったのはその前日のことだった。

 3月31日。仕事中、パソコンに「なでしこアクション」からの拡散メールが届いた。
シドニー郊外の町ストラスフィールド市に住む、
匿名の日本人女性からのメッセージだった。

 「日本人の皆さん、明日の午後6時、市庁舎に集まってください! 
公聴会が開かれます!」 一瞬、時が止まったように感じられた。
「とうとう来たのか」
――初めて見る 「なでしこアクション」のホームページに飛び、メッセージを送った。
「この女性に私の電話番号を伝えて、すぐに連絡をくれるようお願いしてください」。
「なでしこアクション」は、慰安婦問題で日本を貶める勢力と戦う
日本の女性たちのグループだった。

 公聴会で誰がスピーチするというのか? 準備はできているのか?

 私は持論を述べた。
「相手はいつも通り歴史問題で日本を糾弾してくるだろう。
しかし、相手の土俵に乗って反論すべきではない。
事実関係がどうであれ、そんな問題をローカルコミュニティに
持ち込んだらダメだという原則論を一貫して主張すべきだ。
君のような地元のオーストラリア人が発言してくれたら説得力があるんだが」

 「同感だ。そういうことを主張するのに最適な友人がいる。
アメリカ人だけど、夫婦でチャリティーに熱心なクリスチャンだ」

 「今夜君の友達をみんな集めてくれ。母親達もみんな、できるだけの人数を」

 その夜、見ず知らずの日本人、オーストラリア人、アメリカ人が10人弱集まった。

 自己紹介の暇もなかった。数時間でスピーチの準備をしなくてはならないのだ。
地元の日本人男性の言葉は衝撃的だった。

 「明日出向いても、どうすることもできないんです。
なにしろ、この地区に住む日本人は、子供まで含めて70人程度、
中韓は合計で1万人以上いるんですから」

 70人対1万人の差は確かに大きい。だが私は咄嗟に
「マイノリティだから負けるとは限りませんよ。
マイノリティにはマイノリティの戦い方があるはずです」と
自分自身を鼓舞するように答えた。
4対4のスピーチ対決の結果…

 兎にも角にもスピーチの順番と構成を着々と進める。
先頭打者はオーストラリアで生まれ育った日本人大学生。
2番手は私に電話をくれたオーストラリア人男性、3番手に
慈善活動に熱心なアメリカ人男性、そしてもし、4枠目があったら、
私が自分で立つ。そう決めた。

 見ず知らずの人々と作業する。奇妙に充実した数時間が過ぎる。
自己紹介する余裕はなかった。

 明けて4月1日。私は平静を装っていつも通り仕事をし、
定時の午後5時きっかりに会社を出ると車に飛び乗った。

 ストラスフィールド。人口4万人弱。うち、中国韓国系住民が約30%を占める。

 夕暮れに白壁が浮かび上がる市庁舎。
何やら楽しげなお祭り騒ぎの一団がいた。中高年の中国人・韓国人男性の群れだ。
すでに戦勝ムードで歓談している。
3人のお地蔵さんのような銅像の絵を掲げて記念撮影に興じているグループもある。
普段は接することのないタイプの人々で、70~80人はいるようだ。

 日本側もメールの拡散が効いたのか、主に女性が30名ほど集まっている。

 私の頭の中は、公聴会が始まる前にいかに素早くメンバーの原稿を
チェックするか、で一杯だった。
市庁舎の外に立ったまま、中韓団体の喧騒を背に各人の原稿に目を通す。
どれも良く書けている。打ち合わせ通りだ。
考えてみれば、私以外の3人は西洋社会で教育を受けている。
スピーチは得意だろう。英語もネイティブだ。

 やがて公会堂の扉が開かれた。
聴衆用のパイプ椅子が並び、正面には市長を中心として
左右に3人ずつ市議が座り、向かい合う位置には、発言者用のマイクが
一本置かれている。日本とは違い、
市長は市議の中から互選で選ばれる仕組みで、実は市議でもある。

 市の事務方職員がやってきて、発言予定者の名前を書くように言う。
4枠あるとのこと。それなら最後に、相手の主張を踏まえて、
私がまとめの反論をしよう。
中韓団体は北米での活動組織と連携しているはずだ。
何か変化球を投げてくるに違いない。
  スピーチ合戦が始まった。韓国人の中年男性がトップバッター。
アクセントが強すぎて何を言っているのかわからない。
とにかく《日本はひどい、安倍は悪い奴 だ》とまくしたてているようだ。
制限時間のベルが鳴っても、終わる気配がない。
市長が手振りで「話をまとめてくれ」と合図する。これは最初から荒れ模様か。
 日本側の1番手は大学生。
日本でいう所の芸大生だ。爽やかな青年である。
この慰安婦像問題が勃発してから、彼の友人が学校で中韓系の同級生や
講師から差別されるようになったという。
こんなことでは、大好きな豪州が誇る多文化主義が崩壊してしまうのではないか、
と懸念を表明した。
 相手側の2番手は中国人のようだ。彼のスピーチもまた聞き取りにくい。
手元の長い原稿を読み上げているが、
「日本はひどい国だから、慰安婦像がすでに複数建つ北米のように
建てさせてくれ」と哀願調だ。
どうやら時間内に原稿を読み切れなかったようである。
 こちらの2番手は私と電話で話した豪州人。
「このような銅像は、国の反差別法に抵触し、
そもそも市のモニュメントポリシーに明確に違反している」ことを指摘した。
市のモニュメントポリシーには
「いかなるモニュメントも市に直接関連したものでなくてはならない」
と明記してあるのだ。
 中韓の3番手は、特別ゲストである。
インドネシアで発生したスマラン事件の 被害者であり、本も出版している
オヘルネ氏が豪州人と結婚してアデレードに住んでいるとは知らなかった。
その娘が代理でスピーチするのだ。
英語がネイティ ブなので、やっと理解できてほっとした。
《日本人はあんなにひどいことをして、なぜ謝らないのか、
豪州政府もラッド首相(労働党政権当時)がアボリジニーに
“Sorry”と謝罪したではないか》という論調。
なぜ日本政府が謝罪していないという前提に立つのだろう、よく理解できない。
 こちらの3番手は米国人男性。
ストラスフィールドに22年も住み、チャリ ティー事業で地元に貢献してきた。
夫人は市のWoman of the Yearに選ばれたことがあるという。
その彼にしてみれば、慰安婦像はコミュニティを分断し、
夫婦して行政と共に築いてきた地域の融和を破壊してしまうも ので、看過できない。
また、昔のことより現在の豪州社会が直面している、性犯罪を含む
深刻な課題にこそ集中すべきだ、と述べた。
 そして相手の最終話者。先ほど外で見かけた、お地蔵さんが
3つ並んだ絵を描 いた画用紙を掲げている。
「私達は日系住民を責めているのではありません。
これは韓国人、中国人、豪州人の慰安婦三姉妹です。
この銅像を駅前に建てれば、 観光名所となることでしょう」と訴える。
お地蔵さんかと思ったら、慰安婦三姉妹だったとは。
むりやりオーストラリア人を入れれば反発をかわせると判断したのか。
 相手のスピーチは聞き取れない部分も多かったが、

言いたいことはほぼわかった。
 私は原稿の代わりに日系無料情報誌を手にした。
掲載されている中韓団体の取材記事が、問題の本質を顕かにしている。
私は可能な限り穏やかに話し始めた。
 「歴史の学び方はいろいろありますが、こんなやり方は感心しません。
私たち はいつでも、中韓コミュニティの方々と歴史について語り合う用意があります。
しかし、慰安婦像を建てる真の目的は何でしょう。
この新聞のインタビュー記事にはっきりと書いてあるようです。
慰安婦像推進団体の代表の方が、明言していますね。
 慰安婦像を建てる目的は、日本が昔も今もどんなにひどい国か、
世間に知らしめるためだと。
その目的のために、全豪に10基の慰安婦像を建てるのが目標だと。
この内容に間違いがないことを会長さんが承認しているとあります」
 「アメリカでは慰安婦像が原因で日系の子供達に対して差別や
イジメが発生しているのですが、それについては(日本人特有の嘘だ)と
言い切っています。こんなことがまかり通るのなら、
私は決して自分の子供をストラスフィールドの学校には行かせないでしょう」
 「これは明らかに政治的な反日キャンペーンであり、
慰安婦像はその象徴に過ぎないということです。
慰安婦三姉妹と言っていますが、女性の人権をとりあげるならば、
他の国の女性も含めなければ差別にあたるのではないのですか?」
「これまでのところ、ストラスフィールドは、多文化主義が最も成功した町です。
その評判を維持しなくてはなりません。
慰安婦像によって分断された町として記憶されてはいけません。
市議会の皆さんもきっとそう思うのではないでしょ うか!」と言った途端、
まるで測ったように時間終了のベルが鳴った。これは偶然である。
 日本人応援団の拍手を背に一礼して、私は席に戻った。
これでスピーチ合戦は終わりだ。市議たちが協議のために別室に移った。
 内容はこちらが凌駕していたと確信した。
相手をけなしたり、攻撃したりするのではなく、淡々と終始一貫、理を説いたのだ。
我々は感情に支配されることなく、しかし、情感を持って
コミュニティの融和の大切さを訴え続けた。
 ざわめく会場で45分が経過した。
市議たちがやっと戻って来た。市長が静かに話し始めた。
「この問題は市で判断できる問題ではないので州や連邦の大臣に意見を求めます」
 一瞬意味がわからなかったので、近くに座るオーストラリア人に尋ねると、
彼は腕を組みながら答えた。
「自分たちで判断せず、州や連邦に投げて、棚上げにするという意味さ」
 却下しなかったのはおおいに不満である。
しかし、とりあえず強行突破はされずに済んだ。
9回裏10対0から同点に追いついたのだ。
市議会は明らかに我々のスピーチに軍配を上げたのだと思う。
しかし、中韓団体のゴリ押しの政治力を考慮して、即時却下はできなかったのだろう。
 中韓応援団は皆、ポカンとしている。やがて事情が呑み込めると、
「信じられない」「こいつらは何者だ」という目でこちらを見つめてきた。
日本側が毅然とした態度で反論した。
そんなことは筋書きにはなかった、と顔に書いてある。
 一方、こちらは見知らぬ人々から握手を求められた。
親日派韓国人から握手を求められた仲間もいたらしい。
 公聴会ではなんとか防戦したが、これからが
本格的な戦いになるのは明らかだ。
我々は依然としてお互いをよく知らぬまま、健闘を称え合って帰路についた。
 今回、像設置に動いた反日団体「日本の戦争犯罪を糾弾する
中韓連合」(以 下、中韓連合)はあくまでも慰安婦像設置に向けて
活動を継続しようとしていることから、我々もその週末、
公聴会参加のメンバーが集合し、既存の日本人会とは別に、
慰安婦像阻止活動のためのグループを結成することになった。
JCN(Japan Community Network)の誕生だった。
 集まったメンバーは、地元の母親たち、スピーチに立ってくれた
オーストラリア人、引退した日系企業の元駐在員など、
こんなことでもなければ知り合うこともない様々な背景の顔ぶれだ。
国家とローカルコミュニティの「防衛二元論」
 日米豪の一夜漬け混成チームで臨んだ公聴会でのスピーチは、
切り口は様々な がら、全体を貫く一本の芯があった。
嫌韓、嫌中という言葉があるが、我々はそこに
雪崩れ込むことはしないよう心掛けた。
なぜならば、地元の母親たちは地域 に溶け込んでおり、
子供たちは中国人や韓国人の友達とも遊んでいるからだ。
 守るべきは、この地域共同体の融和と平和な生活であり、
特定の政治的イデオロギーとは一線を画すよう努力した。
 日本人の母親たちは、韓国系から攻撃されている被害者の立場なのに、
地域社会では波風を立てないように常に気を遣っている。
そこまで気を遣う必要はないと思うものの、彼女たちの意向は
最大限尊重されるべきだ。
彼女たちが勇気を 持って立ち上がらなければ、JCNが発足することもなく、
慰安婦像設置はあっさり可決されていただろう。
 公聴会のスピーチを組み立て、アンカーに立った私が、
成り行きでこのJCNの代表となった。
最初の作業が「活動理念」を明確にすることだった。
というのも、慰安婦像設置に反対する我々の意見に
地元の市議会が賛同してくれるよう、 活動のスタイルと理念を
明確に定義して言語化し、皆の連帯を維持しなくてはならないからである。
 最初に提示した理念は、「非敵対的合理主義」である。
 我々は公聴会でも、敵対的な言動は慎み、感情的にならず、
ひたすら論理的合理的な反論に終始した。
簡単に言えば、ヘイトスピーチで敵を作らない、ということだ
これがJCNの基本理念であり、その後の参加希望者も
この姿勢を貫ける方に限ることにした。
 英語ではnon-confrontational rationalismと訳しつつ、
欧米人メンバーと共有する。
これは、中韓反日団体の挑発に乗らず、常に、より高次元の議論に徹する、
という決意表明でもある。
 国家レベルの防衛と、コミュニティレベルの防衛は、当然戦略が異なる。
 国家レベルの防衛は、汚名を払拭して、名誉を取り戻すことが目的だ。
沈黙も しくは「謝罪済み」と言って逃げるのは、国際社会では最悪の、
不適切な対応である。
この間違った対処を長年続けた結果、歪曲した歴史が
既成事実化してしまっているが、それを解消しなければならない。
 慰安婦問題に関して言えば、これまで少なくとも30年は放置して
この事態に至ったのだから、目的を達成するのに30年かかってもおかしくない。
強力に、かつ地道に対外発信を続けるしかない。それが国家レベルの防衛だ。
 一方、我々民間による、コミュニティレベルの防衛は、
あくまでも目の前の慰安婦像設置を阻止し、地域の融和的共存を
守ることが目的である。
国家レベルとは目指すものが異なる。それをまず認識すべきだ。
 公聴会での我々のスピーチは、切り口を変えながらも、
全員がそこにぴったり と照準を合わせていた。
我々の相手は常に日本を残虐非道と非難してくるから、
「捏造だ!」と反論したくなるが、そもそも話し合ってわかり合える相手ではな い
反論しても泥仕合となり、相手は事実の検証など無視して、
「無反省の歴史修正主義」などと声を荒らげるだろう。
いわゆる慰安婦問題に関する歴史戦に深入りして、
被告席から反論するような不利な状況をつくってはならない。
 もちろん歴史戦を戦う準備と覚悟は常にできていなければならないから
継続的な勉強は必須ではあるが、基本は別次元で優位の議論を展開すべきだ。
これが防衛二元論の骨子である。
 具体的に言えば、我々は当初、オーストラリアの国是である
「多文化主義の尊 重」を掲げて論陣を張った。
慰安婦問題をことさらにクローズアップし、特定の国家を非難するような活動は、
オーストラリアの国是である「多文化主義の尊重」に反する、と批判したのだ。
これは、我々が希求する嘘偽りのない主張である。
他の民族とも連携できる永遠のテーマだ。
女性の人権とは無関係!慰安婦像建立の本当の目的
 だが我々は中韓連合の攻撃の中に、さらなるヒントを見出した。
 彼らは派手なパフォーマンスが好きだ。4月1日の公聴会で、
我々は「慰安婦像の建立は、人道問題や人権問題ではなく、
日本を非難するための政治活動だ」と指摘したのに、
9月になって再度わざわざ韓国系メディアに以下の活動方針をぶち上げている。

1.我々は、日本政府の安倍首相及び政治家が靖国神社に
参拝したことに強く抗議し、韓国と中国に謝罪することを要求する。

2.我々は、日本の軍国主義復活、歴史修正主義、
慰安婦や南京大虐殺のような戦争犯罪を豪州人、および豪州在住の
韓国系中国系の第2世代に伝えるため、
展示会、フォーラム、セミナーなどを行う。

3.我々は、日本軍が朝鮮人、中国人、その他のアジアの若い女性を
拉致して性奴隷にしたことを広く知らしめるために
「3姉妹」の像を豪州に複数建立する。

4.我々は、世論を興し、日本政府に圧力をかけ、
物言わぬ良心的日本人を目覚めさせ、日本が嘘の歴史を
次世代に伝えることを阻止する。

5.我々は、アボット豪首相に、第二次大戦中、日本が侵略し、
女性の基本的人権を蹂躙したことを認めるよう、日本がアジアの中で
最良の友人だという認識を変えるよう、要求する。

6.我々は、豪州政府に、日本を同盟国とみなすのをやめ
韓国と中国を日本と同等に待遇するよう、
現在の日本重視の外交政策を変更することを要求する。

7.我々は米国政府に、日本に騙されずに、
安倍の狡猾な悪魔のような本音を直視し、日本が再び軍国主義に戻るのを阻止し、
日本を韓国や中国より尊重する外交政策の転換を求める。

8.我々は、韓国と中国両国の利益のため、両国人民が共闘し、
以上の目的が達成されるまで活動を続けることをここに宣言する。
米カリフォルニア州グレンデール市内に 設置された慰安婦像  
実に正直な人たちである。これなら誰が読んでも、彼らの真の目的は、
反日、反安倍であり、慰安婦像はその政治的道具に過ぎないことがはっきりわかる。

 当初は「慰安婦像は女性の人権の象徴で、敵対的なものではない」
などと言っ ていたのに、ここでは
「日本軍の残虐性を広く知らしめるのが目的だ」と明記している。
これだけでも十分、慰安婦像がローカルコミュニティにふさわしくない代物だとわかる
ここまでは我々もすでに4月1日の公聴会の時点で指摘した。

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